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J-GLOBAL ID：201002297377303615   整理番号：10A0848882

メキシコ・カリフォルニア半島コモンドゥ地域における灌漑農地の土壌塩類化の実態と要因解析

著者 (1件)： 山本定博 (Tottori Univ., Tottori, JPN)
資料名： 土壌の物理性  (Journal of the Japanese Society of Soil Physics)
号： 115  ページ： 31-36  発行年： 2010年07月20日 
JST資料番号： F0616A  ISSN： 0387-6012  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 乾燥地における灌漑は塩類蓄積の問題を引き起こし作物生産に影響を及ぼす。本稿では,メキシコにおける,降雨量が少なく灌漑が作物栽培の上で必須となる地域を調査地に選び,灌漑と塩類の集積関係について調べた。基礎調査として灌漑農地における土壌塩類化要因としての土壌理化学特性,灌漑水の水質などを紹介した。

シソーラス用語： メキシコ合衆国 ,  因子分析 ,  塩害 ,  *塩類集積作用 ,  灌漑 ,  *農地 ,  土壌塩類 ,  土壌特性 ,  灌漑用水 ,  水質 ,  電気伝導率 ,  ローム ,  濃度 ,  溶出 ,  塩濃度 ,  砂壌土 ,  灌漑農地 ,  物理化学的性質
準シソーラス用語： カリフォルニア半島 ,  メキシコ ,  塩類集積 ,  塩類洗脱 ,  可溶性塩類 ,  軽埴土 ,  砂質埴土 ,  電気伝導度 ,  土質 ,  土壌塩類化 ,  土壌理化学特性 ,  物理化学的特性 ,  溶存塩類 ,  要因解析 ,  灌漑水

分類 (1件)： 土壌管理  (FB04070J)

引用文献 (4件)：

• Cardona, A., Carrillo-Rivera, J. J., Huizar-Alvarez, R. and Graniel-Castro, E.(2004): Salinization in coastal aquifers of arid zones: An example from Santo Domingo, Baja California Sur, Mexico. Environmental Geology 45: 350-366
• IUSS Working Group WRB (2006): World reference base for soil resources 2006. World Soil Resources Reports No.103. pp. 74-75, FAO, Rome.
• United States Salinity Laboratory Staff (1954): Diagnosis and improvement of saline and alkali soils, L. A. Richards, ed., USDA Agriculture Handbook, No.60. pp. 7-33, Washington, D. C.
• 山本定博, 遠藤常嘉, 本名俊正, 鎌田妙子, 須江敏光, Ernest Diaz Libera and Martin Aguilar Garcia: スコア化による灌漑農地の土壌塩類化危険性評価方法の開発~メキシコ・カリフォルニア半島・カリサル村周辺灌漑農地の実態を踏まえて~, 乾燥地における土壌劣化機構の解明と持続的農業発展のための環境修復, 平成16年度~平成18年度科学研究費補助金 (基盤研究B) 研究成果報告書: 1-34, 2007.

タイトルに関連する用語 (7件)： メキシコ ,  カリフォルニア ,  半島 ,  地域 ,  灌漑農地 ,  土壌塩類 ,  要因解析