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J-GLOBAL ID：201002297541549566   整理番号：10A1610677

生ウイルスワクチンの遺伝的一貫性と品質管理をモニタリングするための遺伝的大規模並列シークエンシング

Massively parallel sequencing for monitoring genetic consistency and quality control of live viral vaccines

著者 (2件)： NEVEROV Alexander (Food and Drug Administration, MD) ,  CHUMAKOV Konstantin (Food and Drug Administration, MD)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 46  ページ： 20063-20068  発行年： 2010年11月16日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 経口ポリオワクチン(OPV)の復帰突然変異株の検出には主にPCRおよび制限酵素分解(MAPREC)が使用されているが,この方法ではゲノムの一部しかモニタリングできず,他の部位に生じた変異を見逃す恐れがある。そこで,筆者らは大規模並列シークエンシング(MPS)を用いた,全ウイルスゲノムの変異の検出と定量化を提案した。MPSにはピロシーケンス法とイルミナ法があり,ともに変異の検出に利用可能であるが,イルミナ法のほうが配列情報量の多さと挿入と欠失の検出感度の正確性から,より優れていた。ワクチン試料と標準試料を用いた検証の結果,MPSを用いることによって,極わずかしか存在しない変異も同定し,正確に定量化することができた。MPSは生ワクチンの遺伝的一貫性と品質管理のモニタリングに有効なツールとなることを示した。

シソーラス用語： 遺伝学実験技術 ,  品質管理 ,  *ポリオワクチン ,  *復帰突然変異 ,  感度 ,  能力 ,  挿入突然変異 ,  欠失突然変異 ,  定量的分析
準シソーラス用語： ピロシークエンシング ,  経口ポリオワクチン ,  検出感度 ,  *変異頻度

分類 (2件)： 遺伝的変異  (EC01030Y) ,  抗原・抗体・補体の生化学  (ED04020L)

タイトルに関連する用語 (5件)： ウイルスワクチン ,  品質管理 ,  モニタリング ,  大規模 ,  シークエンシング