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J-GLOBAL ID：201002297838968835   整理番号：10A0616763

アルキルチオールテイルをもつ屈曲型分子のB7相において観測される強誘電性及び反強誘電性基底状態の間の電場誘起転移

Electric-field-induced transition between ferro- and antiferroelectric ground states observed in the B7 phase of a bent-shaped molecule with alkylthio tails

著者 (5件)： LEE Seng Kue (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  LI Xiaodong (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  KANG Sungmin (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  TOKITA Masatoshi (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  WATANABE Junji (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 20  号： 18  ページ： 3615-3618  発行年： 2010年05月14日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ドデシルチオールテイルと典型的なSchiff塩基サイドウイングが通常のフェニル中央コア上に置換された屈曲型分子を調製した。その分子はB7を117-142°Cの温度域で形成し,特徴的なバナナ葉の円形のドメイン模様を示すが,電場の印加でファン型の模様のB2相に容易に変換する。電場誘起B2相は温度に依存した異なった基底状態をもつ。高温ではB2層は強誘電(SmCsP_F)基底状態をもつが,低温ではB2相は反強誘電性(SmC_AP_A)基底状態を示す。124°Cで印加電場の下で互いに可逆的にそれらの二つの状態は変換する。電場なしではメソ相温度で安定である。

シソーラス用語： *チオール ,  *末端基 ,  *相転移 ,  強誘電性 ,  反強誘電性 ,  基底状態 ,  *カルボン酸塩 ,  *芳香族カルボン酸 ,  *アルカンチオール ,  *電場誘起相転移 ,  *ベンゾアート類
準シソーラス用語： *安息香酸誘導体

分類 (2件)： 芳香族単環カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物  (CF05190E) ,  固相転移  (BL04020G)

物質索引 (1件)： ビス[4-[[[4-(ドデシルチオ)フェニル]イミノ]メチル]安息香酸]1,3-フェニレン

タイトルに関連する用語 (9件)： 屈曲 ,  分子 ,  B7 ,  観測 ,  強誘電性 ,  反強誘電性 ,  基底状態 ,  電場 ,  誘起