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J-GLOBAL ID：201002297952567042   整理番号：10A1745587

硬化コンクリートに含まれる塩化物イオン量の簡易測定法の開発

著者 (1件)： 水口公徳 (愛媛県産技研)
資料名： 愛媛県産業技術研究所研究報告(CD-ROM)  (Bulletin of Ehime Institute of Industrial Technology (CD-ROM))
号： 48  ページ： 5-8  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： S0709B  ISSN： 1884-6874  CODEN： ESGKAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 硬化コンクリートに含まれる塩化物イオン量測定は,塩害を受けたコンクリート構造物の劣化診断に欠かせない。ハンドドリルで削孔した粉を試料として,現場で塩化物イオン量を簡単に測定できる方法を開発した。全塩化物イオン量既知の標準試料での比較試験およびコンクリート構造物での実証試験を行った。開発した簡易法は,分析試料が容易に得られ,フレッシュコンクリートの塩分試験として既に普及している可搬式電量滴定式塩分計を用いるため,現場で迅速に測定可能であった。開発した簡易法の測定値は基準法の測定値よりやや低かったが,相関式により全塩化物イオンの推定が可能であった。

シソーラス用語： *構造物 ,  故障診断 ,  *塩害 ,  劣化 ,  アニオン ,  迅速分析 ,  電量滴定 ,  可搬型 ,  計測 ,  計測器 ,  粉体 ,  *コンクリート ,  ドリル加工 ,  コンクリート橋 ,  *コンクリート構造物
準シソーラス用語： 塩化物イオン ,  塩害劣化 ,  簡易測定 ,  現場測定 ,  劣化診断

分類 (3件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  建築物の維持・管理  (RB01020X)

引用文献 (4件)：

• 後藤年芳ほか: 硬化コンクリートの塩化物イオン含有量の簡易測定法の検討, 土木学会第63回年次学術講演会予稿集, p. 431-432,(2008)
• 下谷裕司ほか: 再生粗骨材の簡易塩分評価手法に関する検討, 寒地土木研究所月報, No.669 p. 2-10,(2009)
• 日本規格協会: JIS A 1154,(2003)
• (社) 日本コンクリート工学協会: JCI基準集 (1977~ 2002年度), p. 106-126,(2004)

タイトルに関連する用語 (5件)： 硬化 ,  コンクリート ,  塩化物イオン ,  簡易測定法 ,  開発