全地球測位システムを用いた放課後の小学生の行動に関する観察

SUGIHARA Shohei; MATSUSHITA Daisuke; MUNEMOTO Junzo

文献

J-GLOBAL ID：201002298343323036 整理番号：10A0533085

全地球測位システムを用いた放課後の小学生の行動に関する観察

Observations on Primary School Children′s Behavior after School by Using the Global Positioning System

出版者サイト {{ this.onShowPLink() }} 複写サービスで全文入手 {{ this.onShowCLink("http://jdream3.com/copy/?sid=JGLOBAL&noSystem=1&documentNoArray=10A0533085&COPY=1") }}
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=10A0533085&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=U0155A") }}

著者 (3件)： , ,
資料名：
巻： 9 号： 1 ページ： 171-176 (J-STAGE) 発行年： 2010年
JST資料番号： U0155A ISSN： 1347-2852 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

人間の行動に関する実験的研究は主として研究者自身による面接やアンケート手法を用いて行われてきた。このような研究は成功し,十分な成果を得てきた。しかしながら,多数の対象の行動を長時間に亘って広い範囲で同時に観察するには,前記の方法とは別の技術的な方法が必要である。著者らの研究の目的は,計測,観察および実験に基づくより優れた客観的な方法を開発して,都市環境における人間行動を解明することにある。本論文の目的は,先ず第1歩として,近郊都市地区における放課後の児童の行動に関して,この調査方法の利用可能性を示すことにある。著者らは各小学生に放課後コンパクトな全地球測位システム受信機を装着し自由に行動するよう要請した。また,全地球測位システムを用いて収集した時空データを雑音除去技法を開発して分析した。その結果,著者らは移動手段,移動経路,距離,帰宅時刻および屋外活動時間に関し,35名の小学生の行動パターンを明らかにすることができた。結論として,著者らは全地球測位システムを用いたより信頼性の高いデータに基づき,長期且つ広範囲に亘る集団的対象の挙動に関し,この研究手法の有効性を示した。(翻訳著者抄録)

, , , ,
, , ,

都市計画の調査分析,分析手法 , 個生態学

引用文献 (22件)：

1) Nishiyama, U. (1947) Korekara no Sumai (in Japanese), Sagamisyobo.
2) Hall, E. (1966) The Hidden Dimension, Doubleday & Company, Inc., New York.
3) Fukaya, M., Takahata, M. and Fukaya K. (2006) Ima Kodomono Houkagowa Dounatte Irunoka (in Japanese), Kitaojishobo.
4) Kanda, T. (1998) A study on utilization time of play-lot. Journal of Architecture, Planning and Environmental Engineering, (499), pp.49-56.
5) Miwa, N. Senda, M. and Yata, T. (2001) Spatial capacity to generate children′s play spaces: Analysis of data from state-of-the-art surveys of children′s play environments in urban areas of major cities. Journal of Architecture, Planning and Environmental Engineering, (539), pp.187-194.

, , , ,

前のページに戻る