抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
列車遅延が発生する原因の1つに,利用者の乗降時間が計画した停車時間を超過することがあげられる。停車時間はその日の利用者の人数,行動パターン等の影響を受けるため日々変動する。そこである特定日の運行実績だけに注目するのではなく,一定期間の運行実績をもとに列車ダイヤの頑健さ(遅れにくさ)を評価するシステムを開発した。システムは「遅延時間の平均,遅延時間の標準偏差,各列車の各駅での平均遅延時間の最大値,遅延が発生する確率,遅延時間があるしきい値を超える確率」の5つの指標と,遅延への強さを示すレーダーチャートや着時刻発時刻の確率分布を見える形で出力する。ダイヤ改正前後の列車ダイヤの事後評価,列車運行・旅客行動シミュレータを利用した複数の列車ダイヤ案の事前評価等への活用が期待される。