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J-GLOBAL ID：201002298578930509   整理番号：10A0456239

散逸エネルギー計測による切欠試験片の疲労限度の評価

Evaluation of Fatigue Limit of Notched Specimen by Measurement of Dissipated Energy

著者 (4件)： 入江庸介 (パナソニック) ,  井上裕嗣 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  森大樹 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  高尾守道 (パナソニック)
資料名： 日本機械学会論文集 A編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A)
巻： 76  号： 764  ページ： 410-412  発行年： 2010年04月25日 
JST資料番号： F0227B  ISSN： 0387-5008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 散逸エネルギー計測による疲労限度予測法は,これまで数種の材料に対する検証事例が報告されている。しかし,これらは従来の疲労S-N曲線から求められる疲労限度とエネルギー散逸による温度上昇量の測定結果から予測された疲労限度が一致するという点に留まっていた。そこで本研究では,応力集中係数を変えた試験片を用い,別途疲労試験によって求めた疲労限度と比較して,その適応範囲を検討した。その結果,エネルギー散逸による温度上昇量の測定結果から予測された疲労限度は,応力集中係数α=3を境として,α≦3では疲労試験によって求めた疲労限度とよく一致するが,α>3では疲労試験によって求めた疲労限度と異なることが確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： 切欠き ,  試験片 ,  *疲れ強さ ,  SN曲線 ,  *エネルギー散逸 ,  *応力集中係数 ,  疲れ試験 ,  昇温 ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  *SUS304 ,  *機械的性質 ,  *強度
準シソーラス用語： *疲労限度 ,  温度上昇

分類 (1件)： 金属材料  (HC05020S)

引用文献 (4件)：

• LUONG, M. P. Fatigue limit evaluation of metals using an infrared thermographic technique. Mechanics of Materials. 1998, 28, 155-163
• LA ROSA, G. Thermographic methodology for rapid determination of the fatigue limit of materials and mechanical components. International Journal of Fatigue. 2000, 22, 65-73
• YAOITA, T. Application of Thermography to Measurement of Stress and determineation of Fatigue-limit using Infrared camera. Journal of Japanese Society for Non-Destructive Inspection. 2002, 51, 333-337
• KRAPEZ, J. C. Thermography detection of damage initiation during fatigue tests. Proceedings of SPIE. 2002, 4710, 435-449

タイトルに関連する用語 (5件)： 散逸エネルギー ,  計測 ,  切欠試験片 ,  疲労限度 ,  評価