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J-GLOBAL ID:201002298607516849   整理番号:10A0704571

キャビティー・リングダウン分光を用いる東京中心部の夏におけるエアロゾルの光学的性質の測定

Measurements of aerosol optical properties in central Tokyo during summertime using cavity ring-down spectroscopy: Comparison with conventional techniques
著者 (11件):
資料名:
巻: 44  号: 25  ページ: 3034-3042  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高感度のキャビティー・リングダウン分光(CRDS)を用いて532nmにおけるエアロゾルの消光係数をモニターした。直径が150~500nmのほぼ単分散ポリスチレン粒子の測定を用いて分光器の性能を評価した。測定結果とMie散乱理論による結果との比較から,CRDS分光器の正確度(accuracy)は>97%であると決定され,一方,装置の精度(precision)の上限は0.6~3.5%(典型的に2%)と推定され,この値は粒子の数濃度に依存し,これは30~2300個/cm3であった。大気中エアロゾルの消光(bext),散乱(bsca),及び吸収(babs)係数の同時測定を2007年8月14日から9月2日まで,それぞれCRDS装置,2器のネフェロメータ,及び粒子・煤吸収光度計(PSAP)を用いて行った。CRDS装置を用いて測定されたbextの値をそれぞれネフェロメータとPSAPを用いて得られたbsca)とbabsの値の合計と比較した。その結果,オゾンの混合比が大きい(>130ppbv)日のデータを除いてはbextの値とbsca)+babsの値は良好な一致を示した。高オゾンの日にはbsca)+babsの値はbextの値よりも約7%大きく,これはおそらくPSAPを用いて得られたbabsが二次有機エアロゾルのような非吸収エアロゾルの共存による干渉のために過大に見積もられたためである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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放射,大気光学  ,  粒状物調査測定  ,  光学的測定とその装置一般 

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