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J-GLOBAL ID:201002299052321865   整理番号:10A0906191

Dissosteira carolina(直翅類:バッタ類)の消化液由来のセルロース分解性の特性化

Characterization of cellulolytic activity from digestive fluids of Dissosteira carolina (Orthoptera: Acrididae)
著者 (5件):
資料名:
巻: 157  号:ページ: 267-272  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Carolinaバッタ,Dissosteira carolina (L.)の頭部由来と腸液抽出液の以前のスクリーニングは,他の昆虫グループと比較した時,セルラーゼ基質に対しての比較的高い活性を明らかにした。本研究で,D.carolinaの消化液中のセルロース分解活性に関与する酵素の特性化と同定を報告した。基質としてカルボキシメチルセルロース(CMC)を用いてのザイモグラムで,D.carolina消化管液中に,すべての発生段階に共通する,4つの識別されたセルロース分解蛋白質バンドを検出した。これらのセルロース分解酵素はD.carolina消化管の前腸と中腸領域に局在した。セルラーゼは,N端アミノ酸配列タグを得るために,液体クロマトグラフィーにより,D.carolina頭部と腸液から精製された。頭部液由来の配列タグのデータベース走査は,無脊椎動物,細菌,および植物のβ1,4-エンドグルカナーゼと高い相同性を示した。一方,腸由来蛋白質に対しては,相同物が同定されなかった。データは,D.carolinaの消化系におけるセルロース分解活性の存在を明らかにし,この生物において内因性のセルラーゼが存在することを示唆した。このバッタ種が,バイオエタノール原料と示唆されているスイッチグラスを含む,草の害虫であることを考えると,昆虫セルロース分解系の特性化は,バイオ燃料生産のための植物生分解のための応用の発展を支援するであろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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酵素生理 
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