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J-GLOBAL ID：201002299210777979   整理番号：10A1079549

遺伝子送達を目的する原子移動ラジカル重合によるキトサンの官能基化

Functionalization of Chitosan via Atom Transfer Radical Polymerization for Gene Delivery

著者 (8件)： PING Yuan (Beijing Univ. Chemical Technol., CHN) ,  PING Yuan (National Univ. Singapore, Singapore) ,  LIU Cheng-De (National Univ. Singapore, Singapore) ,  TANG Gu-Ping (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  LI Jian-Shu (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  LI Jun (National Univ. Singapore, Singapore) ,  YANG Wan-Tai (Beijing Univ. Chemical Technol., CHN) ,  XU Fu-Jian (Beijing Univ. Chemical Technol., CHN)
資料名： Advanced Functional Materials  (Advanced Functional Materials)
巻： 20  号： 18  ページ： 3106-3116  発行年： 2010年09月23日 
JST資料番号： W1336A  ISSN： 1616-301X  CODEN： AFMDC6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト遺伝子療法の重要な問題である効率的で安全なベクターの不足を背景として,既報のP(DMAEMA)系のカチオンの遺伝子ベクターとしての研究を基に,生体適合性のキトサンオリゴマ(CSO)バックボーンとP(DMAEMA)側鎖とから成る櫛状の新規分解性カチオンコポリマ(PDCS)の標記重合法(ATRP)による合成を報告した。CSOから調製したブロモイソブチリル末端CSとDMAEMAからATRPによって4種類PDCSを合成し,¹HNMR,GPCなどで特性解析した。PDCS/プラスミドDNA複合体の生物物理特性をゲル電気泳動,AFM観察などで調べた。HEK293などの細胞系で細胞毒性を検定し,プラスミドpRL-CMV標識遺伝子を用いて生体外形質導入検定を行った。また,PDCSの酵素的分解をリゾチームを用いて調べた。高分子量のP(DMEMA)及びポリエチレンイミンに比べて,低細胞毒性のPDCSベクターは低窒素/リン酸比で効率のよい遺伝子導入を媒介できることなどが分かった。ここに,P(DMAEMA):ポリメタクリル酸(2-ジメルアミノ)エチルである。

シソーラス用語： *ベクター ,  機能性高分子 ,  *キトサン ,  オリゴマ ,  *ポリメタクリル酸エステル ,  くし状重合体 ,  *原子移動ラジカル重合 ,  分子構造 ,  多分散性 ,  *複合体 ,  DNA【核酸】 ,  粒径 ,  ζ電位 ,  ゲル電気泳動 ,  微細構造 ,  *細胞毒性 ,  HEK293細胞 ,  *形質導入 ,  in vitro実験 ,  プラスミド ,  *酵素的分解 ,  リゾチーム ,  遺伝子導入
準シソーラス用語： プラスミドDNA ,  遺伝子デリバリー ,  *遺伝子ベクター

分類 (3件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  多糖類  (CF10054P) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

物質索引 (1件)： メタクリル酸2-(ジメチルアミノ)エチル

タイトルに関連する用語 (4件)： 遺伝子送達 ,  原子移動ラジカル重合 ,  キトサン ,  官能基化