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J-GLOBAL ID：201002299227691679   整理番号：10A0887211

水素フラックス測定を用いたビスブレーカ装置のナフテン酸腐食の検知と監視

DETECTION AND MONITORING OF NAPHTHENIC ACID CORROSION IN A VISBREAKER UNIT USING HYDROGEN FLUX MEASUREMENTS

著者 (5件)： O’KANE J.M. (Chevron Ltd., Pembrokeshire, GBR) ,  RUDD T. F. (Chevron Ltd., Pembrokeshire, GBR) ,  COOKE D. (Chevron Energy Technol. Co., California) ,  DEAN F.W.H. (Ion Sci. Ltd., Cambridgeshire, GBR) ,  POWELL S.W. (Ion Sci. Ltd., Cambridgeshire, GBR)
資料名： Corrosion Conference and Expo 2010, Vol.6  (Corrosion Conference and Expo 2010, Vol.6)
ページ： 4561-4575  発行年： 2010年 
JST資料番号： K20100030  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 石油精製におけるナフテン酸腐食(NAC)は218~400°Cの操作において生じ,原油装置と真空装置に影響を与える。2008年にビスブレーカ分別カラムの腐食が発見された。トレイのシェルの一部分は全面腐食を受け,炭素鋼支持リングの周囲は10.5mmまでの腐食損傷を受けていた。本稿では,その原因調査と水素フラックス測定の有効性について報告した。ナフテン酸の分解により生成した有機酸がビスブレーカ装置の著しい腐食の原因であることが明らかになった。腐食速度の測定には超音波厚み測定で予測できた。水素フラックス測定においてアミン腐食抑制剤を噴射して膜を形成することにより,220°Cの温度でも腐食速度を10倍遅延できた。

シソーラス用語： *石油精製 ,  ビスブレーキング ,  ナフテン酸 ,  *防食 ,  全面腐食 ,  *炭素鋼 ,  損傷 ,  耐食性 ,  腐食 ,  調査 ,  水素 ,  有機酸 ,  腐食速度 ,  超音波検査 ,  腐食抑制剤 ,  アミン ,  酸価 ,  修理 ,  監視 ,  腐食機構
準シソーラス用語： 腐食損傷 ,  原因調査

分類 (2件)： 防食  (WB03040M) ,  精製プロセス  (YF02050E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 水素 ,  フラックス ,  ビス ,  ブレーカ装置 ,  ナフテン酸 ,  腐食