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J-GLOBAL ID：201002299434921897   整理番号：10A0212678

ニトロ芳香族の化学選択的水素化に対するサイズと担体依存性をもつ銀クラスタの触媒活性

Size- and support-dependent silver cluster catalysis for chemoselective hydrogenation of nitroaromatics

著者 (3件)： SHIMIZU Ken-ichi (Dep. of Molecular Design and Engineering, Graduate School of Engineering, Nagoya Univ., Nagoya 464-8603, JPN) ,  MIYAMOTO Yuji (Dep. of Molecular Design and Engineering, Graduate School of Engineering, Nagoya Univ., Nagoya 464-8603, JPN) ,  SATSUMA Atsushi (Dep. of Molecular Design and Engineering, Graduate School of Engineering, Nagoya Univ., Nagoya 464-8603, JPN)
資料名： Journal of Catalysis  (Journal of Catalysis)
巻： 270  号： 1  ページ： 86-94  発行年： 2010年03月22日 
JST資料番号： H0480A  ISSN： 0021-9517  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： θ-Al₂O₃担体上の銀クラスタはニトロスチレンなどの置換型ニトロ芳香族の還元に対するニトロ基の高い化学選択的還元に触媒として機能した。この触媒は従来の白金系金属による不均一触媒よりも高い選択性を示した。金属粒子の大きさと担体酸化物の影響に関する系統的な研究によると極限的な活性は銀粒子の大きさの低下とともに増大しAl₂O₃などの酸-塩基二官能性担体は酸性または塩基性担体よりも高い活性を示した。反応速度およびその場赤外研究はこれらの推移の基本的な根拠を説明する反応機構を備えていた。Al₂O₃上における酸-塩基の対領域と銀クラスタ上における同等に不飽和なAg領域の協調は金属/担体の界面でH⁺/H^-対を生じるための速度制限H₂解離に対する要因であったが,酸化物上の塩基性領域はニトロ芳香族の吸着領域として機能した。高い化学選択性はニトロ基における極性結合に対するH⁺/H^-対の優先的な移行に因るものであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *芳香族ニトロ化合物 ,  *水素化 ,  *銀触媒 ,  *アルミナ ,  *担持触媒 ,  還元 ,  選択性 ,  触媒活性 ,  粒度依存性 ,  触媒担体 ,  金属-担体相互作用 ,  吸着 ,  酸化マグネシウム ,  酸化セリウム ,  酸化チタン ,  酸化スズ ,  酸化タングステン ,  収率 ,  反応機構
準シソーラス用語： *選択的水素化 ,  選択的還元

分類 (3件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  芳香族単環ニトロ化合物・ニトロソ化合物  (CF05040S)

物質索引 (2件)： ニトロスチレン ,  4-アミノスチレン

タイトルに関連する用語 (8件)： 芳香族 ,  化学 ,  選択的水素化 ,  サイズ ,  担体 ,  依存性 ,  銀クラスタ ,  触媒活性