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J-GLOBAL ID：201002299534027131   整理番号：10A1456136

ラクトソーム類 人乳のユニークなナノメーターサイズの蛋白質脂質粒子の構造および組成的分類

Lactosomes: Structural and Compositional Classification of Unique Nanometer-Sized Protein Lipid Particles of Human Milk

著者 (14件)： ARGOV-ARGAMAN Nurit (Hebrew Univ. Jerusalem, Rehovot) ,  SMILOWITZ Jennifer T. (Univ. California, California, USA) ,  BRICARELLO Daniel A. (Univ. California, California, USA) ,  BARBOZA Mariana (Univ. California, California, USA) ,  LERNO Larry (Univ. California, California, USA) ,  FROEHLICH John W. (Univ. California, California, USA) ,  LEE Hyeyoung (Univ. California, California, USA) ,  ZIVKOVIC Angela M. (Univ. California, California, USA) ,  LEMAY Danielle G. (Univ. California, California, USA) ,  FREEMAN Samara (Univ. California, California, USA) ,  LEBRILLA Carlito B. (Univ. California, California, USA) ,  PARIKH Atul N. (Univ. California, California, USA) ,  GERMAN J. Bruce (Univ. California, California, USA) ,  GERMAN J. Bruce (Nestle Res. Center, Lausanne, CHE)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 21  ページ： 11234-11242  発行年： 2010年11月10日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 乳脂質の栄養的特性は単に油脂のバルクとして扱われ,milk fat globule(MFG)と名付ける複雑な脂質-蛋白質の集合体として分泌されることが知られているが,最近ラクトソーム類と名付けるナノメーターサイズの脂質-蛋白質粒子が同定されている。遅い遠心分離によってMFG類を単離し,超遠心分離によって,異なる泌乳段階の6人のボランティアから得た人乳に由来する血漿のHDLに等しい密度にラクトソーム類を単離した。単離したラクトソーム類について,そのサイズ,分布,リピドーム,プロテオームおよび機能活性をMFG類と比較した。その結果,ラクトソーム類とMFGの間には構造,組成および機能に差異があり,これら二つの粒子が異なる生合成/分泌経路に由来していることを示唆した。このことは,乳に分泌されるナノメーター規模の脂質-蛋白質粒子が乳児にエネルギーを供給するためではなくユニークな保護的および制御的役割を演じていることを示した。

シソーラス用語： *人乳 ,  タンパク質 ,  *複合体 ,  粒子 ,  構造 ,  組成 ,  単位 ,  乳脂肪 ,  分泌タンパク質
準シソーラス用語： ナノメータ ,  *ラクトソーム ,  *蛋白質脂質複合体

分類 (2件)： 外分泌腺  (EJ11020N) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

タイトルに関連する用語 (7件)： ラクトソーム ,  人乳 ,  ナノメーターサイズ ,  蛋白質 ,  脂質 ,  組成 ,  分類