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J-GLOBAL ID：201002299831239644   整理番号：10A0779413

くらしの最前線 70 大型土壌動物(ミミズ)による土壌浄化の可能性

著者 (1件)： 宮崎あかね (日本女大 理)
資料名： 日本家政学会誌  (Journal of Home Economics of Japan)
巻： 61  号： 7  ページ： 431-434  発行年： 2010年07月15日 
JST資料番号： F0763A  ISSN： 0913-5227  CODEN： NKGAEB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ミミズについて,他の多用な土壌生物と同様に土壌の環境保全に大きな役割を果すとしてその有用な働きを解説した。ミミズが「鋤」の役割をするとのダーウインが指摘から説き起こし,残留除草剤を例に土壌汚染の浄化能について解説した。また,肥料の環境汚染及び,植物成長の視点から他の菌根菌とミミズとの共生関係などを紹介した。

シソーラス用語： *ミミズ類 ,  *土壌浄化 ,  環境保全 ,  土壌汚染 ,  除草剤 ,  植物成長 ,  シマミミズ ,  耐化学性 ,  肥効 ,  環境汚染 ,  土壌生物 ,  芳香族アミン ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： Eisenia foetida ,  アーバスキュラー菌根菌 ,  ミミズ ,  化学物質耐性 ,  共生関係 ,  菌根菌 ,  大型土壌動物 ,  土壌残留

分類 (2件)： 土壌生物  (FB04050N) ,  土壌汚染  (FB04100T)

物質索引 (1件)： ダイムロン

引用文献 (5件)：

• 1)チャールズ・ダーウィン『ミミズと土』渡辺弘之訳,平凡社,1994
• 2)A. MIYAZAKI, T. AMANO, H. SAITO, Y. NAKANO “Acute Toxicity of Chlorophenols to Earthworms Using a Simple Paper Contact Method and Comparison with Toxicities to Fresh Water Organisms” Chemosphere, 47, 65-69 (2002)
• 3)日本植物防疫協会『農薬便覧1997年版』,1997
• 4)A. MIYAZAKI, Y. NAKANO “ Effect of Earthworms on Residual Concentration of Herbicide in Soils” Journal of Chemical Industry and Engineering; 53, 143-145 (2002)
• 5)岩永百合,宮崎あかね,菌根菌と土壌動物(ミミズ)による土壌中可給態リンへの相乗効果,日本地球化学会第56回年会,2009

タイトルに関連する用語 (5件)： 大型 ,  土壌動物 ,  ミミズ ,  土壌浄化 ,  可能性