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J-GLOBAL ID：201002299855592140   整理番号：10A0693755

人工フラッシング実験による合流式下水道システムの下水道内堆積物の流出挙動

Washoff behavior of in-sewer deposit in combined sewer system through artificial flushing experiment

著者 (4件)： KIM W. J. (Korea Inst. Construction Technol., Gyeonggi-do, KOR) ,  MANAGAKI S. (Yokohama National Univ., Yokohama, JPN) ,  FURUMAI H. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  NAKAJIMA F. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 61  号： 11  ページ： 2835-2842  発行年： 2010年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： これまでほとんど研究されてこなかった合流式下水道システム(CSS)内の堆積物中の微生物を含む汚染物質の流出挙動を調べるため,人工フラッシング実験を行った。実験は千葉市の住宅地域の小さな副流域のCSSで行い,試験CSSのいくつかの地点で最初の汚染物流出試料を採取して,微生物検査を含めて分析した。化学的パラメータは懸濁物質(SS),揮発性懸濁物質(VSS),CODと溶存COD(DCOD)を,微生物は全大腸菌群,大腸菌,糞便大腸菌とコリファージを測定した。この結果,汚染物質と微生物の流出挙動は異なり,その時系列濃度と負荷曲線及び濃度対流速曲線によっていくつかのグループに分類できた。最初の汚染物質流出パターンは,COD,VSSとSSを含み流出速度が速い強汚染物質グループ,微生物とTOCを含み流出速度が中程度の汚染物質流出グループ,及び腸内ウィルスとDOCを含み流出速度が遅い汚染物質がない流出グループの3つに分類できた。この順序が最初の汚染物質流出の強さを表した。

シソーラス用語： *合流式下水道 ,  *残留堆積物 ,  *フラッシング ,  水質汚濁物質 ,  *流出解析 ,  流出特性 ,  流出 ,  人工注水 ,  微生物検査 ,  微生物汚染 ,  指標生物 ,  オーバフロー ,  懸濁物質 ,  COD【水質】 ,  大腸菌群 ,  大腸菌 ,  バクテリオファージ
準シソーラス用語： coliphage ,  降雨流出 ,  糞便性大腸菌群

分類 (1件)： 下水道,下水管渠付属設備  (SC03030A)

タイトルに関連する用語 (8件)： 人工 ,  フラッシング ,  実験 ,  合流式下水道 ,  下水道 ,  堆積物 ,  流出 ,  挙動