特許
J-GLOBAL ID:201003000629745650

シート案内装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西木 信夫 ,  松田 朋浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-221041
公開番号(公開出願番号):特開2010-052916
出願日: 2008年08月29日
公開日(公表日): 2010年03月11日
要約:
【課題】シートを所定位置へ案内する機構を簡単な構成で実現でき、且つ、装置の小型化及びシート案内動作の高速化を実現できるシート案内装置を提供する。【解決手段】シート案内装置10は、ベルト駆動装置13とシートガイド17と電源制御部15とを備える。ベルト駆動装置の回転ベルト33の内部に電極41,42が埋設されており、この電極41,42に電圧が印加されると回転ベルトが誘電分極される。このときシート支持面62に現れた電荷によって静電気の引力がシート20に作用し、シート20がシート支持面に吸着する。シート20の先端部20Aがシートガイドに到達すると、電極41,42に印加されていた電圧の正負が逆にされる。これにより、シート支持面の電荷の電極が逆極性となり、シート20が一時的に浮き上がる。この状態でシート20が搬送されると、シート20はガイド面77によって先端部20Aが通路82側へ案内される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
誘電体からなる支持面を有する支持部材を有し、帯電する上記支持面に静電吸着されたシートを所定位置へ案内するシート案内装置であって、 上記支持部材に設けられた第1電極と、 上記第1電極に電圧を印加することによって上記支持面と上記第1電極との間に電界を発生させることによって上記支持面を帯電させる電界発生部と、 上記支持面に対して傾斜するガイド面を有し、上記支持面から所定距離隔てられ、上記所定位置へ続く通路を形成するガイド部材と、 上記支持部材及び上記ガイド部材の双方若しくはいずれか一方に駆動力を付与することによって上記所定距離を隔てたまま上記支持部材と上記ガイド部材とが相対的に移動されることにより、上記支持面に支持されたシートを上記ガイド部材側へ進行させる移動手段と、 上記移動手段によってシートにおける上記ガイド部材側の第1端部が上記ガイド部材付近に到達したときに、上記支持面において上記第1端部が吸着されている第1端部吸着部位に現れた電荷の正負を反転させることにより、少なくとも上記所定距離よりも大きく上記第1端部を上記支持面から浮き上がらせる反転手段とを具備するシート案内装置。
IPC (3件):
B65H 29/54 ,  B65H 5/00 ,  B65H 29/58
FI (3件):
B65H29/54 ,  B65H5/00 D ,  B65H29/58 A
Fターム (9件):
3F053EA01 ,  3F053EC00 ,  3F053EC01 ,  3F053EC09 ,  3F053EC19 ,  3F053LA01 ,  3F053LB01 ,  3F101LA01 ,  3F101LB01
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る