特許
J-GLOBAL ID:201003000870890032
乳癌の遠隔転移を予測するための分子予後サインおよびその使用
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山本 秀策
, 安村 高明
, 森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-548313
公開番号(公開出願番号):特表2010-516292
出願日: 2008年01月31日
公開日(公表日): 2010年05月20日
要約:
本発明は、乳癌転移を予測するために有用である独特の14個の遺伝子分子予後サインに基づいている。特に、本発明は、これらの遺伝子の発現レベルを検出および分析するための方法および試薬、並びに乳癌転移のリスクの予測に発現レベル情報を用いる方法に関する。本発明の一局面では、乳癌患者のエストロゲン受容体陽性の腫瘍細胞におけるCENPA、PKMYT1、MELK、MYBL2、BUB1、RACGAP1、TK1、UBE2S、DC13、RFC4、PRR11、DIAPH3、ORC6LおよびCCNB1として知られる遺伝子のmRNA発現を測定し、これらの遺伝子のmRNA発現レベルに基づく腫瘍転移のリスクを予測することを含む、乳癌患者の腫瘍転移と関連したリスクを測定する方法に関する。
請求項(抜粋):
乳癌患者の腫瘍転移と関連したリスクを測定する方法であって、
(a)前記乳癌患者のエストロゲン受容体陽性の腫瘍細胞における遺伝子CENPA、PKMYT1、MELK、MYBL2、BUB1、RACGAP1、TK1、UBE2S、DC13、RFC4、PRR11、DIAPH3、ORC6LおよびCCNB1の発現レベルを測定し、それによって、前記遺伝子の発現レベルに基づく転移スコア(MS)を得て;
(b)前記転移スコアと所定の転移スコアのカットオフ閾値(MS閾値)とを比較することによって、前記乳癌患者の腫瘍転移のリスクを測定する
ことを含む方法。
IPC (5件):
C12Q 1/68
, C12N 15/09
, C12M 1/00
, G01N 33/53
, G01N 37/00
FI (6件):
C12Q1/68 A
, C12N15/00 A
, C12N15/00 F
, C12M1/00 A
, G01N33/53 M
, G01N37/00 102
Fターム (18件):
4B024AA11
, 4B024CA04
, 4B024CA20
, 4B024HA14
, 4B029AA07
, 4B029BB20
, 4B029CC03
, 4B029FA13
, 4B029FA15
, 4B063QA01
, 4B063QA19
, 4B063QQ02
, 4B063QQ53
, 4B063QR32
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QX02
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (11件)
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N. Engl. J. Med., 2004, Vol.351, pp.2817-2826
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統合ゲノミクスのためのマイクロアレイ データアナリシス, 2006, 初版2刷, 第117-119頁
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NATURE, 2002, Vol.415, pp.530-536
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Cancer Res., 2005, Vol.65, pp.4059-4066
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BMC Cancer, 2008, Vol.8, doi:10.1186/1471-2407-8-339
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Homo sapiens centromere protein A (CENPA), transcript variant 1, mRNA.
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分子細胞生物学辞典, 2002, 第5刷, 第614頁
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Methods, 2001, Vol.25, pp.402-408
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統計ライブラリー 初等多変量解析, 1999, 第82-100頁
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BMC Cancer, 200811, Vol.8, Art.No.339, pp.1-15
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Oncologist, 200805, Vol.13, pp.477-493
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