特許
J-GLOBAL ID:201003001522814434
最終処分場の埋立廃棄物被覆構造体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳沢 大作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-088606
公開番号(公開出願番号):特開2010-240501
出願日: 2009年04月01日
公開日(公表日): 2010年10月28日
要約:
【課題】処分場跡地に降る雨水や跡地の埋立廃棄物を地盤として利用する際に使用する水等の上部水と跡地の埋立廃棄物から出る浸出水(下部水)とを遮断して、上下部水の管理と処理の責任範囲を明確にすることにより、跡地を地盤として利用し易くして、早期の有効利用を促進すると共に、浸出水の水処理コストを軽減する。【解決手段】埋立廃棄物1上にアスファルト舗装3を施し、その舗装上に上下を保護マット4で被う遮水シート5を敷設し、上側保護マット4a上に有孔の浸透水集水管6を所定間隔毎に配設し、更に集水管6を覆う覆土用砂を層状に施し、覆土用砂層7上に利用目的に応じた盛土を層状に施して盛土層8を形成する。そして、構造体2のほぼ全周囲付近に、構造体2の地表面を流れる水が流れ込む側溝を配設し、側溝付近に、側溝及び構造体に埋設した集水管6から水が流れ込む集水桝を設置し、その集水桝より水を外部に放流する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
各種の無機廃棄物をセメントと混練し、又はそれ等の無機廃棄物に含まれている水が必要量に達しない場合には、更に水を加えて混練し、その混練物を圧縮し、固化成形してなる単位固化物を水平方向に順次設置して並べると共に、垂直方向に順次設置して積み重ね、多数の単位固化物を隣接するもの同士結合させて、最終処分場に埋め立てる無機廃棄物全体をセメント固化処分による一体化により形成した最終処分場の埋立廃棄物を被覆する構造体であって、上記埋立廃棄物上にアスファルト舗装を施し、そのアスファルト舗装上に上下を保護マットで被う遮水シートを敷設し、その上側保護マット上に有孔の浸透水集水管を所定間隔毎に配設し、更にそれ等の各集水管を覆う覆土用砂を層状に施し、その覆土用砂層上に利用目的に応じた盛土を層状に施して盛土層を形成することを特徴とする最終処分場の埋立廃棄物被覆構造体。
IPC (2件):
FI (4件):
B09B3/00 301J
, B09B3/00 301S
, B09B1/00 A
, B09B1/00 F
Fターム (10件):
4D004AA16
, 4D004AC07
, 4D004BB03
, 4D004BB04
, 4D004BB05
, 4D004CA14
, 4D004CA15
, 4D004CA45
, 4D004CC03
, 4D004CC13
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (4件)
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廃棄物処分場及びその構築方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-040478
出願人:大成建設株式会社
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廃棄物埋設構造および埋設工法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-190073
出願人:財団法人原子力環境整備センター, 日本国土開発株式会社
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廃棄物埋設構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-156977
出願人:財団法人原子力環境整備促進・資金管理センター, 日本国土開発株式会社
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