特許
J-GLOBAL ID:201003002608019714

高果糖の果糖シロップの調製方法およびその設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 園田 吉隆 ,  小林 義教
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-547724
公開番号(公開出願番号):特表2010-517522
出願日: 2008年01月24日
公開日(公表日): 2010年05月27日
要約:
本発明は、ソルビトールを含む果物、とりわけ、リンゴ、ナシ、スモモ、プルーン、モモ、ネクタリン、アンズ、ブドウなどのうちの少なくとも1つを用い、そこから第1のジュースを抽出して実施される高果糖の糖シロップの調製方法に関する。その第1のジュースは、ICUMSA値45未満の色と0.4%未満の電気伝導率灰分率をもつ清澄化・脱塩糖液が得られるように処理する。次いで、該清澄化・脱塩糖液をショ糖が果糖とブドウ糖に加水分解されるように処理する。ブドウ糖から果糖への異性化を行う。出発物質に天然に含まれるソルビトールを除去する。
請求項(抜粋):
高果糖の糖シロップの調製方法であって、 出発物質である少なくとも1つの植物性原料から、清澄化・脱塩糖液を調製し、 ショ糖が果糖とブドウ糖に加水分解されるように前記清澄化・脱塩糖液を処理し、それによって果糖画分(第1の果糖画分という)とブドウ糖画分とを含む単糖組成物を得、 前記第1の果糖画分から前記ブドウ糖画分を分離し、そのブドウ糖画分に含まれるブドウ糖の果糖への異性化を行って、新たな果糖画分(第2の果糖画分という)を形成し、 前記第1と前記第2の果糖画分を合わせ、それを濃縮して果糖に富む糖シロップにする方法において、 1)出発物質である少なくとも1つの植物性原料が、天然にソルビトールを含む少なくとも1つの果物に由来するものであること、および 2)ソルビトールを少なくとも部分的に除去する工程を含むこと を特徴とする方法。
IPC (2件):
C13K 11/00 ,  C13K 3/00
FI (2件):
C13K11/00 ,  C13K3/00
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開昭51-079739
  • 特開昭63-207395
  • 特開昭50-160442
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