特許
J-GLOBAL ID:201003003177584890
複数波長光による画像記録再生装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
福田 賢三
, 福田 伸一
, 福田 武通
, 加藤 恭介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-314270
公開番号(公開出願番号):特開2010-139620
出願日: 2008年12月10日
公開日(公表日): 2010年06月24日
要約:
【課題】カラー画像の記録を多重化し、多重記録画像から選択的に再生する装置を実現する。【解決手段】ホログラム記録装置で、カラー画像ごとに乱雑パタンを変えた干渉光を用いて、乱雑性多重化に加えて波長多重化を図る。波長多重化では、各波長毎に時分割で記録し、再生は各波長光を一括で照射し直接観察か撮像する。つまり、異なる波長のコヒーレント光の光源を備え、その出力光を分岐して、参照光と物体光とする。物体光は空間光変調器で変調し、参照光は波面乱雑化手段に通す。記録では、波面乱雑化手段の同一の設定のもとで、各波長の光を順次出力し、異なる物体光を同じ空間光変調器で変調し、時分割で記録する。再生では、波面乱雑化手段の設定を作成時に合わせて、複数の参照光を同時に記録媒体に照射し、その透過光や散乱光を観察する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
異なるスペクトルの複数のコヒーレント光源を備え、そのコヒーレント光源のいずれか1つあるいは複数から出射される光を分岐して、参照光と物体光とを発生する光源部と、
上記物体光を変調する空間光変調器と、
上記参照光波面を乱雑化し、予め決められた複数の異なる設定にすることができる波面乱雑化手段と、
上記空間光変調器で変調された物体光と上記波面乱雑化手段で乱雑化された参照光とを、それぞれを記憶媒体上で互いに交わる方向から照射する光学系と、を備え、
ホログラムの作成においては上記波面乱雑化手段のあらかじめ決められた同一の設定のもとで、上記光源部から上記複数のコヒーレント光源からの光を順次出力し、それぞれのコヒーレント光による物体光を上記空間光変調器でそれぞれ変調し、それぞれの上記コヒーレント光によるホログラムを上記記憶媒体に順次作成し、
上記ホログラムからの画像再生においては、上記波面乱雑化手段の上記設定のもとで、上記の全てのコヒーレント光から少なくとも2つを含む光による参照光を、上記波面乱雑化手段によって乱雑化した後、上記記憶媒体に照射し、その透過光あるいは散乱光を検出あるいは観察するものであることを特徴とする、複数波長光による画像記録再生装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (11件):
2K008AA04
, 2K008BB04
, 2K008CC01
, 2K008CC03
, 2K008FF01
, 2K008FF07
, 2K008HH03
, 2K008HH13
, 2K008HH18
, 2K008HH22
, 2K008HH26
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
ホログラム多重記録装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-265086
出願人:独立行政法人情報通信研究機構
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ホログラム多重記録装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-266136
出願人:独立行政法人情報通信研究機構
審査官引用 (9件)
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