特許
J-GLOBAL ID:201003003923744890
表面処理鋼板および樹脂被覆鋼板
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
落合 憲一郎
, 森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-168072
公開番号(公開出願番号):特開2010-007130
出願日: 2008年06月27日
公開日(公表日): 2010年01月14日
要約:
【課題】Crを用いず、湿潤樹脂密着性及び耐食性に優れ、ティンフリー鋼板の代替材となり得る表面処理鋼板及びこの表面処理鋼板に樹脂が被覆された樹脂被覆鋼板を提供する。【解決手段】鋼板面にNi、Sn、Fe-Ni合金、Fe-Sn合金、Fe-Ni-Sn合金の少なくとも1つの層からなる耐食性皮膜と、この皮膜上に厚さ20〜800nmのTiを含む密着性皮膜を有し、密着性皮膜には1個/μm以上の線密度で凸部が存在する表面処理鋼板;密着性皮膜の厚さとは、TEM観察した皮膜断面プロファイルにおいて、皮膜下面から測定した凸部の最大高さHであり、凸部の線密度とは、凹部底の皮膜下面からの最小高さをLとし、(H+L)/2の位置を中心に±10nmの上下水平線を引き、下水平線とプロファイル曲線が交差する2点間に、上水平線とプロファイル曲線の交差点が1以上存在する場合に1個の凸部が存在するとして求めた凸部の単位長当りの個数である。【選択図】図3
請求項(抜粋):
鋼板の少なくとも片面に、Ni層、Sn層、Fe-Ni合金層、Fe-Sn合金層およびFe-Ni-Sn合金層のうちから選ばれた少なくとも1層からなる耐食性皮膜を有し、該耐食性皮膜上に、厚さが20〜800nmのTiを含む密着性皮膜を有し、かつ該密着性皮膜には、1個/μm以上の線密度で凸部が存在することを特徴とする表面処理鋼板;
ここで、密着性皮膜の厚さとは、透過電子顕微鏡(TEM)で観察した皮膜断面プロファイルにおいて、皮膜下面から測定した凸部の最大高さHのことであり、密着性皮膜の凸部の線密度とは、凹部の底の皮膜下面からの最小高さをLとし、(H+L)/2の位置を中心にして±10nmの上下レベルの水平線を引いたとき、下レベルの水平線と断面プロファイルの曲線が交差する2点間において、上レベルの水平線とプロファイルの曲線が交差する点が1回以上存在する場合に1個の凸部が存在するとして求めた凸部の単位長さあたりの個数のことである。
IPC (4件):
C23C 28/00
, B32B 15/01
, B32B 3/30
, C25D 9/08
FI (4件):
C23C28/00 C
, B32B15/01 C
, B32B3/30
, C25D9/08
Fターム (37件):
4F100AB02B
, 4F100AB03A
, 4F100AB12C
, 4F100AB16B
, 4F100AB21B
, 4F100AB31B
, 4F100AK01D
, 4F100AK41
, 4F100BA03
, 4F100BA04
, 4F100BA07
, 4F100BA10A
, 4F100BA10C
, 4F100BA10D
, 4F100DD04C
, 4F100GB90
, 4F100JB01
, 4F100JB02B
, 4F100JB07
, 4F100JJ03
, 4F100JK06
, 4F100JK09
, 4F100JL11C
, 4F100YY00C
, 4K044AA02
, 4K044AB02
, 4K044BA06
, 4K044BA10
, 4K044BA11
, 4K044BB03
, 4K044BB04
, 4K044BB05
, 4K044BC02
, 4K044BC05
, 4K044CA16
, 4K044CA17
, 4K044CA18
引用特許: