特許
J-GLOBAL ID:201003004412590890

工作機械のびびり振動抑制方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石田 喜樹 ,  上田 恭一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-186295
公開番号(公開出願番号):特開2010-023162
出願日: 2008年07月17日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】動コンプライアンスのピークが複数ある場合においても安定な加工を行うことができる回転速度を効率的に選択し、びびり振動を抑制可能とする。【解決手段】S1でびびり振動の発生が確認されると、S2で、加速度センサからびびり振動波形が演算装置に入力されてフーリエ変換され、S3でフーリエ変換された波形の最大値とその周波数とが取得される。次にS4において、数値制御装置から得られた主軸の回転速度の値と、S3で得られた波形の最大値と周波数と、予め外部入力装置から入力された工具の刃数とから、主軸の回転速度と振動加速度との関係を推定演算する。この推定演算結果をS5においてメモリ装置に保存した後、S6で振動加速度の小さい回転速度を選択し、S7で、数値制御装置により主軸の回転速度を選択した値に変更する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
主軸に装着した工具を回転させて加工を行う工作機械において、加工時に発生したびびり振動を抑制する方法であって、 前記びびり振動の周波数及び加速度を取得する取得ステップと、 前記取得ステップで取得された前記びびり振動の周波数及び加速度と、前記工具の刃数と、前記主軸の回転速度とから、前記回転速度とびびり振動の加速度との関係を推定演算する推定演算ステップと、 前記推定演算ステップで推定演算された前記回転速度とびびり振動の加速度との関係に基づいて、前記びびり振動の加速度が最小或いは0となる前記回転速度を選択する回転速度選択ステップと、 前記回転速度選択ステップで選択された前記回転速度に基づいて前記主軸の回転速度を変更する回転速度制御ステップと、 を実行することを特徴とする工作機械のびびり振動抑制方法。
IPC (3件):
B23Q 15/12 ,  G05B 19/416 ,  B23Q 17/12
FI (3件):
B23Q15/12 A ,  G05B19/416 F ,  B23Q17/12
Fターム (10件):
3C001KA07 ,  3C001TA06 ,  3C001TB08 ,  3C001TC05 ,  3C269AB01 ,  3C269BB12 ,  3C269CC17 ,  3C269EF36 ,  3C269MN04 ,  3C269MN24
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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