特許
J-GLOBAL ID:201003004667403083
色特性変換係数の決定方法およびプリズムセット、ならびに撮像装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
三反崎 泰司
, 藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-235966
公開番号(公開出願番号):特開2010-074212
出願日: 2008年09月16日
公開日(公表日): 2010年04月02日
要約:
【課題】色分解プリズムが組み込まれたカラー撮像系において、所望の色再現系の特性が加味された理想的な分光特性に近い特性を得ることができるようにする。【解決手段】あらかじめ、色分解プリズムの分光特性を測定器71によって測定し、その測定された分光特性に基づいて、色分解プリズムをカラー撮像系に組み込んだときの撮像系全体の総合的な分光特性を求める。係数演算部72は、総合的な分光特性と所望とする再現系の理想特性との分光特性のずれを求め、その特性のずれに基づいて、総合的な分光特性が再現系の理想特性に近づくようなマトリクス係数を色特性変換係数として求める。この色特性変換係数を撮像装置の係数記憶部61に記憶する。信号処理部62では、撮像素子4R,4G,4Bから出力された各色信号に対して、係数記憶部61に記憶された色特性変換係数を乗ずる演算を行って、映像信号Voutとして出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所望とする色再現系の分光特性が加味された再現系理想特性を得るために、色分解プリズムを有する撮像装置における複数の撮像素子から出力された複数の色信号に対して乗算される色特性変換係数の決定方法であって、
前記再現系理想特性に対して負の値の分光領域を減らすような可逆な変換を施した変換理想特性を光学的に再現するために用いられる色分解プリズムの分光特性を、測定器によって測定するステップと、
前記色分解プリズムの前記測定された分光特性に基づいて、前記色分解プリズムを撮像装置に組み込んだときの撮像系全体の総合的な分光特性を第1の演算手段によって求めるステップと、
前記総合的な分光特性と前記再現系理想特性または前記変換理想特性との分光特性のずれを第2の演算手段によって求めるステップと、
前記分光特性のずれを減らし、前記総合的な分光特性が前記再現系理想特性に近づくようなマトリクス係数を前記色特性変換係数として第3の演算手段によって求めるステップと
を含むことを特徴とする色特性変換係数の決定方法。
IPC (4件):
H04N 9/09
, G02B 5/22
, G02B 5/28
, G02B 5/04
FI (5件):
H04N9/09 A
, G02B5/22
, G02B5/28
, G02B5/04 C
, G02B5/04 A
Fターム (25件):
2H042CA08
, 2H042CA14
, 2H042CA17
, 2H048CA01
, 2H048CA12
, 2H048CA17
, 2H048CA23
, 2H048CA24
, 2H048GA01
, 2H048GA12
, 2H048GA18
, 2H048GA19
, 2H048GA23
, 2H048GA24
, 2H048GA51
, 2H048GA61
, 5C065AA01
, 5C065BB01
, 5C065CC01
, 5C065DD02
, 5C065DD19
, 5C065EE01
, 5C065GG15
, 5C065GG23
, 5C065GG26
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
色彩測定器
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-202186
出願人:横河電機株式会社, 横河インスツルメンツ株式会社
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