特許
J-GLOBAL ID:201003005531235418

船舶におけるエンジンの排気ガス浄化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 石井 暁夫 ,  東野 正 ,  西 博幸 ,  渡辺 隆一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-238193
公開番号(公開出願番号):特開2010-071148
出願日: 2008年09月17日
公開日(公表日): 2010年04月02日
要約:
【課題】船舶に好適なNOx浄化システムを提供する。【手段】エンジン1の排気管7にSCR還元触媒10を内蔵した排気処理装置9が接続されており、排気管7に尿素水を噴霧することでNOxが分解される。尿素水は混合タンク25で製造されて、調整タンク26でエンジン1の出力に応じた濃度に調整が行われる。船舶は生活用水を得るため造水機21と水タンク22とを有しており、混合タンク25には水タンク22から給水され、混合タンク25で粉末状又は顆粒状の原料尿素と水とが混合されて尿素水になる。船舶のエンジンは大出力でしかも長時間にわたって連続運転するため尿素水の使用量は多いが、船舶に常備されている造水機21を利用して尿素水を随時製造できるため、洋上で尿素水の補給が受けられない船舶であっても、省スペースと省力化とを確保しつつNOxを浄化できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エンジンと、海水を真水化する造水機と、前記造水機で造られた真水を溜める水タンクとが搭載されており、前記エンジンの排気管に設けた還元触媒に還元剤水溶液を噴霧することにより、前記エンジンの排気ガス中に含まれているNOxが浄化されており、更に、前記還元剤水溶液は、粉状又は顆粒状のような固体状の原料還元剤を真水に混合することで製造されている、という船舶において、 前記原料還元剤が投入される原料ホッパーと、前記原料ホッパーから排出された原料還元剤を真水に混ぜて水溶液化するための攪拌手段付き混合タンクとを有しており、前記水タンクと混合タンクとは原水管路で接続されており、かつ、前記混合タンクには、還元剤水溶液を還元触媒に導く水溶液管路が接続されている、 船舶におけるエンジンの排気ガス浄化システム。
IPC (3件):
F01N 3/08 ,  B01D 53/94 ,  B01D 53/86
FI (4件):
F01N3/08 B ,  B01D53/36 101A ,  B01D53/36 ,  F01N3/08 H
Fターム (24件):
3G091AA04 ,  3G091AA18 ,  3G091AB02 ,  3G091AB04 ,  3G091BA14 ,  3G091CA12 ,  3G091CA17 ,  3G091EA03 ,  3G091EA26 ,  3G091EA33 ,  3G091HA09 ,  3G091HB03 ,  4D048AA06 ,  4D048AB02 ,  4D048AC03 ,  4D048BB01 ,  4D048CC32 ,  4D048CC43 ,  4D048CC61 ,  4D048DA01 ,  4D048DA02 ,  4D048DA08 ,  4D048DA09 ,  4D048DA10
引用特許:
出願人引用 (1件)

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