特許
J-GLOBAL ID:201003006770555480
車体パネル剛性解析装置及び剛性解析方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件):
前田 弘
, 竹内 宏
, 嶋田 高久
, 竹内 祐二
, 今江 克実
, 藤田 篤史
, 二宮 克也
, 原田 智雄
, 井関 勝守
, 関 啓
, 杉浦 靖也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-189773
公開番号(公開出願番号):特開2010-026918
出願日: 2008年07月23日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】車体パネルの剛性を有限要素モデルを用いて解析する場合に、その剛性解析の精度を出来る限り向上させる。【解決手段】実物の車体パネルについて、水準の組み合わせが互いに異なる複数の検証用モデルを作成し(ステップS1)、各検証用モデルを用いて実物の車体パネルの各所定部位の剛性に関する値の予測値を算出し(ステップS2)、各検証用モデルについて予実比平均を算出し(ステップS3)、各検証用モデルについてSN比を算出し(ステップS4)、各検証因子の各水準毎に水準別SN比を算出し(ステップS5)、各検証因子毎に、当該検証因子に含まれる複数の水準の中から、上記水準別SN比が最大となる水準を選択し(ステップS6)、その選択された水準の組み合わせで、剛性解析の対象たる車体パネルについての有限要素モデル(解析用モデル)を作成する(ステップS7)。【選択図】図6
請求項(抜粋):
車体パネルの剛性を有限要素モデルを用いて解析する車体パネル剛性解析装置であって、
実物の車体パネルの複数の所定部位の剛性に関する値について予め実測して得られた実測値を記憶する実側値記憶手段と、
上記有限要素モデル作成のための、予め設定された複数の検証因子の1つ毎に、該各検証因子それぞれに予め設定された複数の水準の中から1つの水準を選択して、上記実物の車体パネルについて、該水準の組み合わせが互いに異なる複数の第1の有限要素モデルを作成する第1の有限要素モデル作成手段と、
上記第1の有限要素モデル作成手段により作成された各第1の有限要素モデルを用いて上記各所定部位の剛性に関する値の予測値を算出する第1の予測値算出手段と、
上記各第1の有限要素モデルについて、上記各所定部位毎に、上記第1予測値算出手段により算出された予測値の、上記実側値記憶手段に記憶された実測値に対する比である予実比を算出して、該所定部位全ての予実比の平均値である予実比平均を算出する予実比平均算出手段と、
上記各第1の有限要素モデルについて、上記予実比平均の、該予実比平均と上記各所定部位の予実比との偏差から求まる標準偏差に対する比の関数であるSN比を算出するSN比算出手段と、
上記各検証因子の各水準毎に、上記第1の有限要素モデル作成手段により作成された複数の第1の有限要素モデルの中から、当該水準を含む検証因子以外の全検証因子において同一の水準の合計数が同一の検証因子の全水準について同じになるように、当該水準を含む水準の組み合わせで作成された複数の第1の有限要素モデルを抽出して、該抽出した第1の有限要素モデル全ての上記SN比の合計又はそれらの平均値である水準別SN比を算出する水準別SN比算出手段と、
上記各検証因子毎に、当該検証因子に含まれる複数の水準の中から、上記水準別SN比算出手段により算出された水準別SN比が最大となる水準を選択する水準選択手段と、
上記水準選択手段により上記各検証因子毎に選択された水準の組み合わせで、剛性解析の対象たる車体パネルについての第2の有限要素モデルを作成する第2の有限要素モデル作成手段とを備えていることを特徴とする車体パネル剛性解析装置。
IPC (1件):
FI (3件):
G06F17/50 612H
, G06F17/50 612J
, G06F17/50 680Z
Fターム (2件):
引用特許:
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