特許
J-GLOBAL ID:201003007338972432

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 高橋 省吾 ,  稲葉 忠彦 ,  村上 加奈子 ,  中鶴 一隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-193593
公開番号(公開出願番号):特開2010-032307
出願日: 2008年07月28日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
【課題】 従来のレーダ装置は、マルチパス環境下で安定した追尾を行うため、誘導信号に重畳するノイズ成分を、ハイパスフィルター、ピークホールド回路等による補正を実施していたが、シンチレーション等により目標のS/Nが劣化した場合、マルチパスによる虚像からの反射波が支配的となり、虚像に誤ロック及び誤追尾するという問題があった。【解決手段】 マルチパス判定部を備え、アンテナを振りながら目標と虚像の両方を受信し、アンテナ角度とロックオンフラグをマルチパス判定部に入力する。マルチパス判定部では、下方向から受信する信号を虚像と判定し、キャンセルする。これにより、マルチパスによる虚像に誤ロックする問題点を解消する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電波を送受信するアンテナと、 前記アンテナが向く角度のアンテナ角度を指定する角度指令を発する角度指令発生部と、 前記角度指令に基づき前記アンテナを指定の角度に向かせると共に、前記アンテナが向いている角度をモニタしてアンテナ角度モニタとして出力するアンテナ駆動部と、 目標に向けて送信波を送信し、前記目標で反射された反射波を受信する送受信機と、 前記反射波から前記目標を検出する目標検出部と、 前記アンテナ駆動部が海面あるいは地表面に対して略垂直方向に前記アンテナを走査する状態で前記目標検出部が前記目標を検出すると、目標検出時の前記アンテナ角度モニタにフラグを立て、前記アンテナ角度モニタに複数のフラグが立った場合に、海面あるいは地表面に対し最も平行に近い前記アンテナ角度モニタを目標角度と判定し、当該アンテナ角度モニタ以外のアンテナ角度モニタをマルチパスによるものと判定するマルチパス判定部と、 を備えることを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/68 ,  G01S 7/292
FI (2件):
G01S13/68 ,  G01S7/292 A
Fターム (11件):
5J070AA14 ,  5J070AC12 ,  5J070AD01 ,  5J070AE04 ,  5J070AF07 ,  5J070AH31 ,  5J070AH39 ,  5J070AK07 ,  5J070AK22 ,  5J070AK28 ,  5J070BB02
引用特許:
出願人引用 (1件)

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