特許
J-GLOBAL ID:201003009027092431

制御装置およびモータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-217094
公開番号(公開出願番号):特開2010-057223
出願日: 2008年08月26日
公開日(公表日): 2010年03月11日
要約:
【課題】q軸電圧飽和に起因するワインドアップ現象を効果的に抑制すること。【解決手段】q軸電流制御器の入力側に設けられたdi/dtリミッタ部104は、入力されたq軸電流指令iq**の変化量に対して、その変化量に制御対象であるモータのインダクタンス値(La)を乗算し、かつ、サンプル時間(TS)にて除算する演算処理を行った推定q軸電圧指令V^q**を生成するとともに、推定q軸電圧指令V^q**を電圧振幅リミッタ121にて振幅制限した後に、q軸電流指令iq**に対して行った演算処理とは逆の演算処理を行った修正q軸電流指令iq***を生成してq軸電流制御器に出力する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
1または複数の電流制御器および当該電流制御器のうちの少なくとも1つの電流制御器に対する電流指令の振幅成分を制限する電流振幅リミッタを備え、インダクタンス成分を含む制御対象を制御する制御装置において、 「電流指令もしくはその換算値」の変化率を求め、前記制御対象のインダクタンス成分に相当する値を乗算し、「前記電流指令もしくはその換算値の変化率」および「前記インダクタンス成分による推定過渡電圧」を演算する第1の演算器と、 前記第1の演算器の出力信号が「振幅制限前の推定電圧指令」として入力され、「当該振幅制限前の推定電圧指令」の振幅を所定幅に制限した信号を出力する電圧振幅リミッタと、 前記電圧振幅リミッタの出力信号が「振幅制限後の推定電圧指令」として入力され、前記第1の演算器が「前記電流指令もしくはその換算値」に対して行った処理の逆変換処理を行った信号を前記電流制御器に対する「修正電流指令もしくはその換算値」として出力する第2の演算器と、 を有する電流変化量制限部が構成されるとともに、 前記電流変化量制限部は、前記電流制御器の入力側に設けられていることを特徴とする制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (1件):
H02P5/408 A
Fターム (9件):
5H505DD03 ,  5H505DD05 ,  5H505DD06 ,  5H505EE41 ,  5H505GG01 ,  5H505GG02 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ28 ,  5H505LL22
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る