特許
J-GLOBAL ID:201003009411817320
ラミネートチューブ容器
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
鎌田 耕一
, 黒田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-229258
公開番号(公開出願番号):特開2010-162866
出願日: 2009年10月01日
公開日(公表日): 2010年07月29日
要約:
【課題】過酷な取り扱いや過酷なレトルト処理を行っても酸素バリア性および外観を維持できるラミネートチューブ容器を提供する。【解決手段】本発明のラミネートチューブ容器は、ガスバリ層を含む積層体を用いて形成される。ガスバリア層は、化合物(L)の加水分解縮合物と、カルボキシル基を含有する重合体(X)の中和物とを含む組成物からなる。化合物(L)は、加水分解性を有する特性基が結合したM1(Al、Ti、またはZr)を含有する化合物(A)と、加水分解性を有する特性基が結合したSiを含有する化合物(B)とを含む。重合体(X)の-COO-基の一部は2価以上の金属イオンで中和されている。化合物(B)の80モル%以上は、所定の式で表される化合物である。[化合物(A)のM1のモル数]/[化合物(B)のSi原子のモル数]の比は、0.1/99.9〜35.0/65.0の範囲にある。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ガスバリア性積層体を用いて形成されたラミネートチューブ容器であって、
前記ガスバリア性積層体は、基材と前記基材に積層された少なくとも1つのガスバリア性を有する層とを含み、
前記層は、加水分解性を有する特性基を含有する少なくとも1種の化合物(L)の加水分解縮合物と、カルボキシル基およびカルボン酸無水物基から選ばれる少なくとも1つの官能基を含有する重合体(X)の中和物とを含む組成物からなり、
前記化合物(L)は、化合物(A)と、加水分解性を有する特性基が結合したSiを含有する化合物(B)とを含み、
前記化合物(A)は、以下の式(I)で表される少なくとも1種の化合物であり、
M1X1mY1n-m・・・(I)
[式(I)中、M1はAl、Ti、およびZrから選ばれるいずれか1つを表す。X1は、F、Cl、Br、I、OR1、R2COO、R3COCHCOR4、およびNO3から選ばれるいずれか1つを表す。Y1は、F、Cl、Br、I、OR5、R6COO、R7COCHCOR8、NO3およびR9から選ばれるいずれか1つを表す。R1、R2、R5およびR6は、それぞれ独立に、水素原子またはアルキル基を表す。R3、R4、R7、R8およびR9は、それぞれ独立にアルキル基を表す。nはM1の原子価と等しい。mは1〜nの整数を表す。]
前記化合物(B)は、以下の式(II)で表される少なくとも1種の化合物を含み、
Si(OR10)pR114-p-qX2q・・・(II)
[式(II)中、R10はアルキル基を表す。R11はアルキル基、アラルキル基、アリール基またはアルケニル基を表す。X2はハロゲン原子を表す。pおよびqは、それぞれ独立に0〜4の整数を表す。1≦p+q≦4である。]
前記重合体(X)の前記官能基に含まれる-COO-基の少なくとも一部が2価以上の金属イオンで中和されており、
前記化合物(B)に占める前記式(II)で表される化合物の割合が80モル%以上であり、
前記組成物において、[前記化合物(A)に由来する前記M1原子のモル数]/[前記化合物(B)に由来するSi原子のモル数]の比が0.1/99.9〜35.0/65.0の範囲にある、ラミネートチューブ容器。
IPC (3件):
B32B 27/00
, B65D 65/40
, B65D 35/10
FI (3件):
B32B27/00 H
, B65D65/40 D
, B65D35/10 B
Fターム (31件):
3E065BA12
, 3E065CA09
, 3E086AB03
, 3E086AD03
, 3E086BA04
, 3E086BA13
, 3E086BA15
, 3E086BA24
, 3E086BB05
, 3E086BB41
, 3E086BB51
, 3E086BB52
, 3E086CA03
, 4F100AA01D
, 4F100AA18
, 4F100AK07C
, 4F100AK24B
, 4F100AK25
, 4F100AK42
, 4F100AT00A
, 4F100BA02
, 4F100BA03
, 4F100BA04
, 4F100BA05
, 4F100BA06
, 4F100DA01
, 4F100EH46
, 4F100EJ42
, 4F100GB17
, 4F100JD03
, 4F100JN01
引用特許: