特許
J-GLOBAL ID:201003009578692723

動力源と機械的発振装置との間の動力伝達を一定トルクで行う時計のムーブメント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福村 直樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-532818
公開番号(公開出願番号):特表2010-507086
出願日: 2007年10月19日
公開日(公表日): 2010年03月04日
要約:
枠(1、24)に取り付けられ、捲回の程度に応じて出力トルクが変化する動力源(1、22)を有するタイムピース用のムーブメント。該動力源は、補償装置(5)を有する調速輪列を通して機械的発振装置(2、3、4)の発振動作を維持するように設計されている。この補償装置は、直接的、又は少なくとも1つの組立車を介して、前記動力源に動力伝達可能に接続された入力部材と、前記機械的発振装置に動力伝達可能に接続された出力部材とを有し、動力源の捲回の程度に拘わらず、前記機械的発振装置に一定のトルクを伝達するように形成されている。この目的のために、前記補償装置は、長さが変化する半径であるその周縁部が略平面上に延在するカム(12、84)を有する。このカムの半径長の変化は前記動力源の出力トルクの変動に応じている。このカムは、また、周縁部に複数の歯を有している。前記カムの複数の歯と咬合すると共に、前記カムの周縁部と調速輪列とを、殆ど又は全く滑ることなく動力を伝達可能に接続するように設計された中間接続機構(9、10、13、83)を、前記補償装置はさらに有している。【選択図】 図1a
請求項(抜粋):
枠(24)に取り付けられ、捲回の程度に応じて出力トルクが変化する動力源(1、22)を有し、補償装置(5)を有する調速輪列を介して機械的発振装置(2、3、4)の発振動作を維持するように設計されており、該補償装置が、前記動力源から動力伝達可能に接続された入力部材と前記機械的発振装置に動力伝達可能に接続された出力部材とを有し、前記動力源の捲回の程度に拘わらず前記機械的発振装置に実質的に一定のトルクを伝達するように配設された時計のムーブメントであって、 前記補償装置が -実質的に略平面上に延在する、半径の長さが変化する周縁部を有するカム(12、84)であって、該カムの半径の長さの変化は前記動力源の出力トルクの変化に応じており、また、前記カムが周縁部に複数の歯を有するカム、及び -前記カムの複数の歯と咬合して、殆ど又は全く滑ることなく、前記調速輪列とカムの周縁部との間に動力を伝達する接続をなすように形成された中間接続部材(9、10、13、83) を有することを特徴とするムーブメント。
IPC (1件):
G04B 1/22
FI (1件):
G04B1/22
引用特許:
出願人引用 (1件)

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