特許
J-GLOBAL ID:201003011014624544

原子力プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井上 学 ,  戸田 裕二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-283834
公開番号(公開出願番号):特開2010-112773
出願日: 2008年11月05日
公開日(公表日): 2010年05月20日
要約:
【課題】 蓄圧器により原子炉内部に注水できる冷却水量を増大できる手段を提供することを目的とする。【解決手段】 原子炉と第1貯水タンクで閉ループを構成する。原子炉から第1貯水タンク内に蒸気を引き込み、第1貯水タンク内に貯めていた冷却水を原子炉内部に注水した後、第1貯水タンク内に蒸気が貯まっている状態で第1貯水タンクを隔離する。次に、第2貯水タンクから冷却水を第1貯水タンク内に供給すると、第1貯水タンク内の蒸気が凝縮して第1貯水タンク内の圧力が低下するため、第1貯水タンクの外側に設置した給水プールから低圧の冷却水を引き込むことができる。第1貯水タンクに冷却水を貯めた後で原子炉から再び蒸気を引き込むことで、第1貯水タンクに貯めた冷却水の水頭により、冷却水を原子炉内に供給できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原子炉と、 該原子炉から蒸気を抜き取る蒸気引き込み管と、 該蒸気引き込み管に接続された第1貯水タンクと、 該第1貯水タンクに接続され前記第1貯水タンク内の冷却水を前記原子炉に供給する貯留水給水管とを有し、 前記第1貯水タンクには冷却水案内管が接続され、該冷却水案内管のもう一方には第2貯水タンクが接続され、 前記蒸気引き込み管上には蒸気引き込み制御弁を備え、 前記貯留水給水管上には貯留水制御弁を備え、 前記冷却水案内管上には冷却水制御弁を備え、 プール水引き込み管は、前記蒸気引き込み管又は前記第1貯水タンク又は前記貯留水給水管の前記蒸気引き込み制御弁より下流側で貯留水制御弁より上流側に接続され、前記プール水引き込み管のもう一方は給水プールの通常運転時水位よりも下の位置に接続され、 前記プール水引き込み管上にはプール水引き込み制御弁を備えることを特徴とする原子力プラント。
IPC (1件):
G21C 15/18
FI (3件):
G21C15/18 L ,  G21C15/18 W ,  G21C15/18 B
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 沸騰水型原子炉設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-151683   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開平4-328494号公報

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