特許
J-GLOBAL ID:201003012631225165

簡便かつ迅速な核酸抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-048859
公開番号(公開出願番号):特開2010-200661
出願日: 2009年03月03日
公開日(公表日): 2010年09月16日
要約:
【課題】核酸含有溶液、特に生物試料中に含まれる核酸を標的として、従来よりも簡便、迅速に核酸を抽出する方法を提供する。【解決手段】核酸回収容器の核酸吸着担体として通液孔、直径、厚さを限定したモノリス構造体を用いることで核酸含有溶液を大気圧以下で吸引・吐出可能な液通りと核酸回収効率とを両立できる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
核酸を含む溶液から核酸を抽出する方法であって、 空気を媒体として圧力を利用した吸引吐出ができる機構を有する装置を使用して、核酸の固相担体への特異的な吸着・洗浄および溶出により核酸を抽出する方法において、 次の(1)〜(6)の工程を含む核酸抽出方法。 (1)以下の(a)(b)の特徴を有する容器を準備する工程。 (a)核酸を含む溶液を吸引吐出する側(通液部側)および空気を媒体として圧力を加減する側(通気部側)の二方向に開放面をもつ。 (b)固相担体として、平均細孔径が20μm以上100μm以下のモノリス構造体が、該容器の空間を完全に二つに分かつように固定されている。 (2)該容器の通気部側を吸引吐出機構に接続する工程。 (3)核酸を含む溶液と吸着液を混合する工程。 (4)核酸を含む溶液と混合した吸着液を、該容器の通液部側から吸引して、モノリス構造体に接触させて核酸をモノリス構造体に吸着した後、容器内の液体を吐出する工程。 (5)洗浄液を、該容器の通液部側から吸引して、モノリス構造体に接触させてモノリス構造体内部及び容器内を洗浄した後、容器内の液体を吐出する工程。 (6)溶出液を、該容器の通液部側から吸引して、モノリス構造体に吸着した核酸を溶出した後、容器内の液体を吐出する工程。
IPC (1件):
C12N 15/09
FI (1件):
C12N15/00 A
Fターム (13件):
4B024AA11 ,  4B024BA80 ,  4B024CA01 ,  4B024CA09 ,  4B024HA12 ,  4B063QA01 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR62 ,  4B063QS10 ,  4B063QS20 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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