特許
J-GLOBAL ID:201003013222092206

超微細炭素繊維の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 秀子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-091008
公開番号(公開出願番号):特開2010-242248
出願日: 2009年04月03日
公開日(公表日): 2010年10月28日
要約:
【課題】バイオマス由来であるリグニン誘導体を原料として、簡便な工程のみで、繊維長が長く分岐の無い微細炭素繊維を製造する方法を提供する。【解決手段】以下(1)〜(4)の工程を経ることを特徴とする超微細炭素繊維の製造方法。(1)熱可塑性樹脂100質量部、リグニン誘導体1〜50質量部、及びリグニン繊維化助剤0.1〜10質量部を溶融状態で混合し、得られる樹脂組成物から前駆体繊維を形成する工程。(2)前駆体繊維中に含まれるリグニン誘導体を不融化して不融化前駆体繊維を形成する工程。(3)不融化前駆体繊維から熱可塑性樹脂を除去して不融化リグニン誘導体繊維を形成する工程。(4)不融化リグニン誘導体繊維を不活性ガス雰囲気下で炭素化もしくは黒鉛化して微細炭素繊維を得る工程。【選択図】図2
請求項(抜粋):
以下(1)〜(4)の工程を経ることを特徴とする超微細炭素繊維の製造方法。 (1)熱可塑性樹脂100質量部、リグニン誘導体1〜50質量部、及びリグニン繊維化助剤0.1〜10質量部を溶融状態で混合し、得られる樹脂組成物から前駆体繊維を形成する工程。 (2)前駆体繊維中に含まれるリグニン誘導体を不融化して不融化前駆体繊維を形成する工程。 (3)不融化前駆体繊維から熱可塑性樹脂を除去して不融化リグニン誘導体繊維を形成する工程。 (4)不融化リグニン誘導体繊維を不活性ガス雰囲気下で炭素化もしくは黒鉛化して微細炭素繊維を得る工程。
IPC (4件):
D01F 9/17 ,  D04H 1/42 ,  D01F 9/00 ,  D01F 6/46
FI (4件):
D01F9/17 ,  D04H1/42 E ,  D01F9/00 Z ,  D01F6/46 C
Fターム (16件):
4L035AA05 ,  4L035BB32 ,  4L035FF01 ,  4L037CS03 ,  4L037FA02 ,  4L037FA03 ,  4L037PA52 ,  4L037PC01 ,  4L037PC05 ,  4L037PF08 ,  4L037PS07 ,  4L037UA04 ,  4L037UA09 ,  4L047AA03 ,  4L047AA14 ,  4L047AB08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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