特許
J-GLOBAL ID:201003013696264806

ヒトまたは動物組織内に埋入されるデバイスならびに該デバイスの埋入および組立て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  野田 久登 ,  酒井 將行 ,  荒川 伸夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-528571
公開番号(公開出願番号):特表2010-504118
出願日: 2007年09月19日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
ヒトまたは動物の組織内に埋入するのに適したインプラント材またはエンドプロテーゼは、インサイチュで接合される2つ(または2つより多く)のパーツを備えている。該パーツはそれぞれ、接合区域を備えており、この2つの接合区域は、該デバイスパーツが一体化されるように配置されると、互いに対向し、この場合、接合区域の一方は、機械的振動により液化性の材料を備えており、他方の接合区域は、機械的振動によって液化性とならない材料と、液化性材料との積極嵌合連結の形成に適した構造部(例えば、アンダーカット空洞部または突起部)を備えている。接合プロセスは、2つのデバイスパーツを互いに対して押圧すること、および振動、例えば超音波振動をデバイスパーツの一方に適用することにより行なわれ、このとき、2つのパーツは互いに対して、その2つの接合区域が互いに接触するように配置される。好ましくは、デバイスパーツの少なくとも一方は、接合プロセスの前または後に組織に固定される。かかる固定は、好都合には、さらなる液化性材料と機械的振動の補助によって行なわれ、これにより、液化性材料の組織への内部浸透によって該パーツの係留がもたらされる。
請求項(抜粋):
(態様A)デバイスを患者に埋入し、組み立てるための方法であって、 骨組織(11)内に、第1の液化性材料と機械的振動の補助によって係留されるように具備される該デバイスの支持部パーツ(1)と、該デバイスの被支持部パーツ(2)とを準備する工程(ここで、該2つのデバイスパーツ(1,2)は各々、接合区域を備えており、該接合区域の第1のもの(F)は第2の液化性材料を備えており、該接合区域の第2のもの(S)は非液化性材料および該第2の液化性材料との積極嵌合連結を形成するのに適した構造を備えている)、 支持部パーツ(1)を該骨組織内に配置し、該第1の液化性材料の少なくとも一部が液化するのに充分な時間、支持部パーツ(1)に機械的振動を連動させ、支持部パーツ(1)を骨組織(11)内に押圧することにより、支持部パーツ(1)を患者の骨組織(11)内に係留する工程 被支持部パーツ(2)を支持部パーツ(1)に対して、該2つの接合区域(F,S)が互いに接触するように配置する工程、および 第1接合区域(F)の第2の液化性材料の少なくとも一部が液化して第2接合区域(S)の構造に浸透するのに充分な時間、被支持部パーツ(2)または支持部パーツ(1)に機械的振動を連動させることより被支持部パーツ(2)を支持部パーツ(1)に接合させる工程 を含む、方法。
IPC (3件):
A61F 2/28 ,  A61F 2/44 ,  A61F 2/36
FI (3件):
A61F2/28 ,  A61F2/44 ,  A61F2/36
Fターム (19件):
4C097BB01 ,  4C097BB04 ,  4C097CC03 ,  4C097CC05 ,  4C097CC06 ,  4C097DD02 ,  4C097EE01 ,  4C097EE02 ,  4C097EE03 ,  4C097EE08 ,  4C097EE09 ,  4C097EE11 ,  4C097FF06 ,  4C097MM02 ,  4C097MM07 ,  4C097MM08 ,  4C097SC02 ,  4C097SC04 ,  4C097SC09
引用特許:
審査官引用 (2件)

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