特許
J-GLOBAL ID:201003013810109026
特定遺伝子の検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
深見 久郎
, 森田 俊雄
, 仲村 義平
, 堀井 豊
, 野田 久登
, 酒井 將行
, 荒川 伸夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-215591
公開番号(公開出願番号):特開2010-046042
出願日: 2008年08月25日
公開日(公表日): 2010年03月04日
要約:
【課題】被検試料における核酸の分離・精製等の前処理を必要とせず、簡易に高感度で検出し得る特定遺伝子、具体的には、特定ウイルスまたは特定微生物の検出方法を提供することである。【解決手段】表面処理された不溶性担体の上にキャプチャーDNA鎖を固定化させてチューブ状のDNA固定化担体を作製する第1工程と、被検試料のなかで、被検試料から微生物由来遺伝子またはウイルス由来遺伝子を遊離して、遺伝子溶解溶液を作製する第2工程と、DNA固定化担体の上に遺伝子溶解溶液を添加し、キャプチャーDNA鎖と遺伝子溶解溶液中のDNA鎖またはRNA鎖とをハイブリダイズさせて、DNA鎖断片またはRNA鎖断片を分離する第3工程と、DNA固定化担体に対して直接、DNA鎖断片またはRNA鎖断片を増幅する第4工程とを備える特定遺伝子の検出方法に関する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ホスホリルコリン基を有する第一単位とカルボン酸誘導基を有する第二単位とを含む高分子物質で被覆された不溶性担体の上にキャプチャーDNA鎖を固定化させてチューブ状のDNA固定化担体を作製する第1工程と、
被検試料のなかで、微生物またはウイルスを含む被検試料から微生物由来遺伝子またはウイルス由来遺伝子を遊離して、遺伝子溶解溶液を作製する第2工程と、
前記DNA固定化担体の上に前記遺伝子溶解溶液を添加し、前記キャプチャーDNA鎖と前記遺伝子溶解溶液中のDNA鎖またはRNA鎖とをハイブリダイズさせて、前記キャプチャーDNA鎖と相補的な配列を有するDNA鎖断片またはRNA鎖断片を分離する第3工程と、
前記DNA固定化担体に対して直接、前記DNA鎖断片または前記RNA鎖断片をポリメラーゼ連鎖反応、LAMP法、鎖置換増幅、逆転写酵素鎖置換増幅、逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応、逆転写LAMP法、核酸配列に基づく増幅、転写媒介性増幅およびローリングサークル型増幅法から選ばれる方法を施して前記DNA鎖断片または前記RNA鎖断片で増幅する第4工程と、
を備える特定遺伝子の検出方法。
IPC (6件):
C12Q 1/68
, C12Q 1/06
, C12N 15/09
, G01N 33/53
, G01N 33/569
, G01N 33/543
FI (8件):
C12Q1/68 A
, C12Q1/06
, C12N15/00 A
, G01N33/53 M
, G01N33/569 B
, G01N33/569 G
, G01N33/543 525W
, G01N33/543 525U
Fターム (37件):
4B024AA11
, 4B024AA13
, 4B024AA14
, 4B024CA01
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024HA11
, 4B024HA13
, 4B024HA14
, 4B024HA20
, 4B063QA01
, 4B063QA18
, 4B063QA19
, 4B063QQ02
, 4B063QQ03
, 4B063QQ05
, 4B063QQ06
, 4B063QQ10
, 4B063QQ16
, 4B063QQ41
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR39
, 4B063QR42
, 4B063QR55
, 4B063QR56
, 4B063QR62
, 4B063QR82
, 4B063QS24
, 4B063QS25
, 4B063QS26
, 4B063QS28
, 4B063QS31
, 4B063QX01
, 4B063QX02
引用特許: