特許
J-GLOBAL ID:201003014503027825
空気入りラジアルタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
杉村 憲司
, 来間 清志
, 澤田 達也
, 冨田 和幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-011937
公開番号(公開出願番号):特開2010-167894
出願日: 2009年01月22日
公開日(公表日): 2010年08月05日
要約:
【課題】従来の、突起入力に対する、タイヤ径方向外側からのカット故障を抑制できることに加え、さらに、鈍器入力に対する、タイヤ径方向内側からのカット故障を有効に抑制できる空気入りラジアルタイヤを提供することにある。【解決手段】タイヤ周方向に対し70〜90°の角度で延びるスチールコード11をゴム被覆した少なくとも1枚(図1では1枚)のプライ10からなるラジアルカーカス10のクラウン部の外周側に、複数のベルト層30、40、50からなるベルト20を具える空気入りラジアルタイヤ1であって、狭幅交錯ベルト30、広幅交錯ベルト40及び保護ベルト50は、それぞれ隣接する層間で、前記スチールコード31、32、41、42、51、52がタイヤ周方向を挟んで逆向きの角度で傾斜して延び、プライ10を構成するスチールコード11の径が、前記広幅交錯ベルト40を構成するスチールコード41、42の径の70〜90%の範囲であることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
タイヤ周方向に対し70〜90°の角度で延びるスチールコードをゴム被覆した少なくとも1枚のプライからなるラジアルカーカスのクラウン部の外周側に、複数のベルト層からなるベルトを具える空気入りラジアルタイヤであって、
前記ベルトは、前記カーカスの直上に配置され、タイヤ周方向に対し比較的小さな角度で傾斜して延びるスチールコードをゴム被覆してなる一対の狭幅交錯ベルトと、該狭幅交錯ベルトのタイヤ径方向外側に配置され、タイヤ周方向に対し比較的大きな角度で傾斜して延びるスチールコードをゴム被覆してなる一対の広幅交錯ベルトと、該広幅交錯ベルトのタイヤ径方向外側に配置され、タイヤ周方向に対し比較的大きな角度で傾斜して延びる伸張性スチールコードをゴム被覆してなる一対の保護ベルトとからなり、
前記狭幅交錯ベルト、前記広幅交錯ベルト及び前記保護ベルトは、それぞれ隣接する層間で前記スチールコードがタイヤ周方向を挟んで逆向きの角度で傾斜して延び、前記プライのコード径が、前記広幅交錯ベルトのコード径の70〜90%の範囲であることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
IPC (2件):
FI (3件):
B60C9/18 K
, B60C9/00 J
, B60C9/18 G
引用特許: