特許
J-GLOBAL ID:201003014555624031
トランスジェニック動物乳房組織における活性ヒト第IX因子の発現
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
川口 義雄
, 渡邉 千尋
, 大崎 勝真
, 坪倉 道明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-256131
公開番号(公開出願番号):特開2010-063462
出願日: 2009年11月09日
公開日(公表日): 2010年03月25日
要約:
【課題】天然型および改変型の第IX因子の製造法の開発。【解決手段】高い割合の活性なタンパク質を特徴とする組換え第IX因子を、キメラDNA分子が組み込まれているトランスジェニック動物の乳中に得ることができる。トランスジェニック動物は、外来DNAが成熟動物の生殖系列細胞のDNAに安定に組み込まれるように、第IX因子をコードするDNAを発生中の胚に導入することによって得られる。特に効率的な発現が、乳腺特異的プロモーター、5′非翻訳領域および3′非翻訳領域の全体または任意の部分を欠如し、代わりにマウスのホエー酸性タンパク質遺伝子の5′末端および3′末端を有する第IX因子cDNAを含むキメラ構築物を使用して達成された。トランスジェニック哺乳動物から移植された細胞のインビトロ細胞培養物、およびそのような細胞培養物から第IX因子を製造する方法、および血友病Bを処置する方法もまた記載する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
そのゲノム内に安定に組み込まれた外因性DNA分子を含有する非ヒトトランスジェニック哺乳動物であって、該外因性DNA分子は:
(a)プロモーターを含む乳腺特異的遺伝子の5′調節配列;
(b)シグナル配列、第IX因子プロ配列および第IX因子配列を5′から3′の方向でコードする第IX因子コードDNA配列(ただし、該シグナル配列は該第IX因子を該トランスジェニック哺乳動物の乳中に分泌させるのに有効であり、該第IX因子配列は第IX因子遺伝子の5′非翻訳領域および3′非翻訳領域の全体またはその少なくとも一部を欠いている);および
(c)乳腺特異的遺伝子に由来する3′調節配列または乳腺で活性な3′調節配列;
を含んであり、
該5′調節配列および3′調節配列は該第IX因子コードDNA配列と機能可能に連結されている、非ヒトトランスジェニック哺乳動物。
IPC (8件):
A01K 67/027
, A61K 35/20
, A61K 38/43
, A61P 7/04
, C12N 15/09
, C12N 5/10
, C07K 1/18
, C07K 14/745
FI (8件):
A01K67/027
, A61K35/20
, A61K37/465
, A61P7/04
, C12N15/00 A
, C12N5/00 102
, C07K1/18
, C07K14/745
Fターム (37件):
4B024AA01
, 4B024BA14
, 4B024BA80
, 4B024CA01
, 4B024FA02
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B050CC06
, 4B050DD07
, 4B050EE10
, 4B050LL01
, 4B065AA90X
, 4B065AA90Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065BD14
, 4B065BD50
, 4B065CA24
, 4B065CA44
, 4C084AA02
, 4C084BA44
, 4C084DC16
, 4C084ZA53
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BB39
, 4C087BB64
, 4C087NA14
, 4C087ZA53
, 4H045AA20
, 4H045BA10
, 4H045CA40
, 4H045DA65
, 4H045EA24
, 4H045FA74
, 4H045GA21
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
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Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1995, vol. 92, 10899-10903
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Endocrionol., 1996, vol. 137, 321-330
-
Bio/Technology, 1989, vol. 7, 487-492
-
EMBO J., 1984, vol. 3, 1053-1060
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