特許
J-GLOBAL ID:201003017185695464

原子発振器の物理部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  須澤 修 ,  宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-277802
公開番号(公開出願番号):特開2010-109525
出願日: 2008年10月29日
公開日(公表日): 2010年05月13日
要約:
【課題】ガスセルの加熱効率の低下および光源の過熱を防止し、出力周波数が安定するとともに長寿命で信頼性の高い小型の原子発振器を提供する。【解決手段】原子発振器の物理部50は、ガスセル10の一方の窓部2の外側にヒータ25、光学素子層15、ペルチェ素子21、傾斜部材35がこの順に重ねられ、傾斜部材35の傾斜の頂部から両側に形成された傾斜面にVCSEL30およびフォトセンサ40が配置されている。また、ガスセル10の他方の窓部3の外側には光反射膜45が形成されている。すなわち、ペルチェ素子21の低温となる面側にVCSEL30およびフォトセンサ40が配置され、ペルチェ素子21の高温となる面側にヒータ25が配置されている。また、光透過性を有さない傾斜部材35、ペルチェ素子21、ヒータ25の励起光の光路となる領域には貫通孔35a,35b,21a,21b,25a,25bが設けられている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
筒部と、該筒部の両側の開口部分をそれぞれ封鎖する窓部とにより密閉されたキャビティが形成され、前記キャビティ内にガス状の金属原子が封入されたガスセルと、 一方の前記窓部に設けられた光反射手段と、 他方の前記窓部側に密着させて設けられ、前記ガスセルを所定の温度に加熱する第1の加熱手段と、 前記第1の加熱手段の前記ガスセルとは反対側に設けられ、前記光反射手段に光の出射部を向けて配置され前記ガスセル中の前記金属原子を励起する励起光の光源、および、前記光反射手段により反射された前記励起光を検出する光検出手段と、 前記光源および前記光検出手段と前記第1の加熱手段との間に配置されたペルチェ素子と、 を少なくとも有することを特徴とする原子発振器の物理部。
IPC (1件):
H03L 7/26
FI (1件):
H03L7/26
Fターム (6件):
5J106AA01 ,  5J106CC07 ,  5J106HH06 ,  5J106KK13 ,  5J106KK38 ,  5J106LL10
引用特許:
出願人引用 (7件)
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