特許
J-GLOBAL ID:201003019119128250
異常型プリオンの検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
明石 昌毅
, 明石 憲一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-334300
公開番号(公開出願番号):特開2010-043865
出願日: 2006年12月12日
公開日(公表日): 2010年02月25日
要約:
【課題】 従前の方法に比して迅速に異常型プリオンを検出することのできる方法を提供すること。【解決手段】 本発明の方法は、異常型プリオンを含むか否かが検査されるべき被検試料と、蛍光標識された正常型プリオンとを混合して、その被検試料溶液を異常型プリオンが正常型プリオンを異常型プリオンへ転換する反応条件に曝す。その後、被検試料溶液中の蛍光標識された正常型プリオンに付加された蛍光標識の蛍光強度を測定し、その蛍光強度に基づいて蛍光標識された正常型プリオンが被検試料溶液中に於いて単独で存在しているか又は凝集体に組み込まれているかを判定する。蛍光標識された正常型プリオンが凝集体に組み込まれていると判定されたときには、被検試料に異常型プリオンが含まれていたと判定する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
異常型プリオンを検出する方法であって、
異常型プリオンを含むか否かが検査されるべき被検試料と、蛍光標識された正常型プリオンとを混合して被検試料溶液を調製する過程と、
前記被検試料溶液を異常型プリオンが正常型プリオンを異常型プリオンへ転換する反応条件に曝す過程と、
前記反応条件に曝された前記被検試料溶液中の前記蛍光標識された正常型プリオンに付加された蛍光標識の蛍光強度を測定する過程と、
前記蛍光強度に基づいて前記蛍光標識された正常型プリオンが前記被検試料溶液中に於いて単独で存在しているか又は凝集体に組み込まれているかを判定する過程とを含み、
前記蛍光標識された正常型プリオンが凝集体に組み込まれていると判定されたときには、前記蛍光標識された正常型プリオンを異常型プリオンへ転換する異常型プリオンが前記被検試料に含まれていたと判定する方法。
IPC (3件):
G01N 33/68
, G01N 21/78
, G01N 21/64
FI (4件):
G01N33/68
, G01N21/78 C
, G01N21/64 A
, G01N21/64 F
Fターム (15件):
2G043AA03
, 2G043BA16
, 2G043CA03
, 2G043DA02
, 2G043EA01
, 2G043FA02
, 2G043FA03
, 2G043HA01
, 2G043KA09
, 2G045AA25
, 2G045DA36
, 2G045FB12
, 2G054AB05
, 2G054CA20
, 2G054GB02
引用特許:
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