特許
J-GLOBAL ID:201003021041523437

軌道車両の分岐装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-132969
公開番号(公開出願番号):特開2010-280240
出願日: 2009年06月02日
公開日(公表日): 2010年12月16日
要約:
【課題】全軌道幅を縮小できる上に、レールの継ぎ目での振動や衝撃を無くして乗り心地を改善する。【解決手段】軌道A1,A2が斜めの分岐路Eによって結ばれた渡り分岐部分Fで車両Mを一方の軌道A1から他方の軌道A2に導く分岐案内手段として、軌道内側の主案内レール12,12を分岐路Eに延長して設けるとともに、左右一対の分岐用垂直可動案内板15,15を、分岐路Eから反対側軌道A2の外側までの区間に亘って設け、分岐用垂直可動案内板15,15を上昇させた状態で、両側主案内輪13,13と両側主案内レール12,12とによる第1の分岐案内作用、両側分岐案内輪14,14と両側の分岐用垂直可動案内板15,15とによる第2の分岐案内作用、一方の主案内輪13と主案内レール12及び反対側の分岐案内輪14と分岐用垂直可動案内板15による第3の分岐案内作用を連続して行わせるように構成した。【選択図】図2
請求項(抜粋):
走行輪によって走行する車両の左右両側に主案内輪、軌道の左右両側に上記主案内輪が外向きに接触して転動する主案内レールがそれぞれ設けられ、この主案内輪と主案内レールとによる主案内作用によって車両を軌道本線部分で走行案内するように構成された軌道車両の分岐装置において、間隔を置いて並設された二本の軌道が斜めの分岐路によって結ばれた渡り分岐部分で車両を一方の軌道から上記分岐路を経て他方の軌道に導く分岐案内手段として、軌道内側の上記主案内レールが上記分岐路に延長して設けられるとともに、軌道の走行面上に突出して上記分岐案内輪に接触する上昇位置と走行面下に沈降して分岐案内輪から外れる下降位置との間で昇降する左右一対の分岐用垂直可動案内板が、上記分岐路から反対側軌道の外側までの区間に亘って設けられ、上記分岐用垂直可動案内板が上記上昇位置にセットされた状態で、 (I)上記両側主案内輪が両側主案内レールに外向きに接触する第1の分岐案内作用、 (II)上記両側分岐案内輪が上記両側の分岐用垂直可動案内板に外向きに接触する第2の分岐案内作用、 (III)一方の主案内輪が主案内レールに外向きに接触するとともに、反対側の分岐案内輪が上記分岐用垂直可動案内板に外向きに接触する第3の分岐案内作用 を連続して行わせることによって車両を一方の軌道から他方の軌道に分岐案内するように構成されたことを特徴とする軌道車両の分岐装置。
IPC (2件):
B61B 13/00 ,  E01B 25/28
FI (2件):
B61B13/00 Q ,  E01B25/28 B
Fターム (1件):
2D056GB05
引用特許:
出願人引用 (3件)

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