特許
J-GLOBAL ID:201003023167837278

エンジン排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 中村 稔 ,  大塚 文昭 ,  熊倉 禎男 ,  西島 孝喜 ,  弟子丸 健 ,  山本 泰史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-096294
公開番号(公開出願番号):特開2010-248925
出願日: 2009年04月10日
公開日(公表日): 2010年11月04日
要約:
【課題】尿素水噴射弁に対する熱害を抑制可能であると共に、浄化システムの異常の誤判定を防止することができるエンジン排気浄化装置を提供する。【解決手段】エンジン排気浄化装置1において、制御部30は、噴射弁21を制御して尿素水噴射量を調整する噴射量制御手段と、噴射弁21に関連する温度Tsに基づいて、噴射弁21に対する熱害を抑制すべき運転領域か否かを判定する熱害領域判定手段と、エンジン運転状態に応じた噴射量Q1を設定する第1設定手段と、熱害を抑制するように噴射量Q2を設定する第2設定手段と、NOx浄化率αを取得する浄化率取得手段と、NOx浄化率αに基づいて異常判定する異常判定手段とを備え、噴射量制御手段は、熱害抑制運転領域では、噴射量Q1,Q2のうち大きい噴射量で尿素水噴射弁を制御すると共に、噴射量Q2の方が噴射量Q1よりも大きい場合には異常判定手段によるNOx浄化異常判定を禁止する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
エンジンの排気通路中に設けられた選択還元NOx触媒と、この選択還元NOx触媒の排気上流側に設けられ、前記選択還元NOx触媒に向けて尿素水を噴射する尿素水噴射弁と、この尿素水噴射弁を制御する制御部と、を備えたエンジン排気浄化装置において、 前記制御部は、 前記尿素水噴射弁を制御して尿素水の噴射量を調整する噴射量制御手段と、 前記尿素水噴射弁に関連する温度に基づいて、前記尿素水噴射弁に対する熱害を抑制すべき運転領域か否かを判定する熱害領域判定手段と、 排気中のNOxの還元のためにエンジン運転状態に応じた前記噴射量を設定する第1設定手段と、 前記熱害を抑制するように前記噴射量を設定する第2設定手段と、 前記選択還元NOx触媒によるNOx浄化率を取得する浄化率取得手段と、 前記浄化率取得手段の取得したNOx浄化率に基づいて、エンジン排気浄化装置の異常を判定する異常判定手段と、を備え、 前記噴射量制御手段は、前記熱害を抑制すべき運転領域にある時には、前記第1設定手段と前記第2設定手段の設定した噴射量のうち大きい噴射量で尿素水が噴射されるように前記尿素水噴射弁を制御すると共に、前記第2設定手段で設定した噴射量の方が前記第1設定手段で設定した噴射量よりも大きい場合には前記異常判定手段によるNOx浄化異常判定を禁止することを特徴とするエンジン排気浄化装置。
IPC (4件):
F01N 3/08 ,  B01D 53/94 ,  F01N 3/28 ,  F01N 3/18
FI (6件):
F01N3/08 G ,  B01D53/36 101A ,  F01N3/28 301C ,  F01N3/18 B ,  F01N3/18 A ,  F01N3/18 C
Fターム (22件):
3G091AB04 ,  3G091AB15 ,  3G091BA04 ,  3G091BA14 ,  3G091BA34 ,  3G091CA17 ,  3G091EA01 ,  3G091EA07 ,  3G091EA18 ,  3G091EA33 ,  3G091FC01 ,  3G091GA06 ,  3G091HA36 ,  3G091HA37 ,  4D048AA06 ,  4D048AB02 ,  4D048AC03 ,  4D048CC61 ,  4D048DA01 ,  4D048DA02 ,  4D048DA03 ,  4D048DA20
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る