特許

J-GLOBAL ID：201003023345307636

摺動部材、その製造方法、及び摺動方法

発明者： 不破 良雄 ,  梅原 徳次 ,  野老山 貴行 ,  神谷 真人 ,  羽田野 拓也
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社 ,  国立大学法人名古屋大学
代理人 (2件)： 平木 祐輔 ,  関谷 三男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-062601
公開番号（公開出願番号）：特開2010-215952
出願日： 2009年03月16日
公開日（公表日）： 2010年09月30日
要約：

【課題】窒化炭素被膜の初期摩擦係数の低減を含む初期馴染み性を向上させることができる摺動部材およびその製造方法を提供する。【解決手段】基材Wの表面に、窒化炭素被膜CNを成膜する工程と、前記窒化炭素被膜CNの表面に紫外線を照射する工程と、を含み、紫外線を照射することにより、表面層は、紫外線照射を行っていない窒化炭素のその他部分に比べて、グラファイト構造をより多く含んでいるので、摺動部材の初期馴染み性を向上させることができる。また、表面層のみをグラファイト化するので、窒化炭素被膜CNそのものの強度は確保される。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

基材の表面に、窒化炭素被膜を成膜する工程と、 前記窒化炭素被膜の表面に紫外線を照射する工程と、を含むことを特徴とする摺動部材の製造方法。

IPC (1件)：

C23C 14/58

FI (1件)：

C23C14/58 C

Fターム (7件)：

4K029AA06 ,  4K029AA24 ,  4K029BA34 ,  4K029BA58 ,  4K029BD04 ,  4K029CA07 ,  4K029GA00

引用文献：

審査官引用 (1件)

• CNx膜のトライボロジー特性に及ぼす紫外線照射の影響