特許
J-GLOBAL ID:201003023998439350
腫瘍増殖を阻害する方法および薬剤
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
細田 芳徳
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-512184
公開番号(公開出願番号):特表2010-530524
出願日: 2008年06月12日
公開日(公表日): 2010年09月09日
要約:
本願は、腫瘍幹細胞(TSC)複製が複製中間体構造を伴い、TSCゲノムの実質的な部分は、釣鐘形核が2つの核への分離を開始する場合に単鎖DNA(ssDNA)として存在するという観察に基づくものである。複製中間体構造中に、多量のssDNAが細胞の核に存在し、これは本発明者らが抗腫瘍治療の標的として提案するものである。ssDNAを標的とする抗腫瘍剤のスクリーニング方法および治療におけるかかる薬剤の使用が特許請求される。
請求項(抜粋):
A)被験体または宿主動物の腫瘍と候補薬剤とを接触させる工程であって、該腫瘍が釣鐘形核を含む腫瘍幹細胞を含み、該釣鐘形核のいくつかまたは全てがssDNAと結合した複製中間体構造である工程;
B)薬剤が腫瘍と相互作用するために適切な条件下で、候補薬剤と接触する腫瘍を維持する工程;
C)腫瘍試料を切除して、工程B)の接触した後の腫瘍試料中のssDNAを含む釣鐘形核の存在、非存在もしくは数またはssDNAのみの存在、非存在もしくは量を決定する工程;および
D)候補薬剤と接触した後の腫瘍試料中のssDNAを含む釣鐘形核の存在、非存在もしくは数またはssDNAのみの存在、非存在もしくは量と、対照試料中のssDNAを含む釣鐘形核の存在、非存在もしくは数またはssDNAのみの存在、非存在もしくは量とを比較する工程を含み、
候補薬剤と接触した後の腫瘍試料中のssDNAを含む釣鐘形核の数の減少もしくは非存在またはssDNAのみの量の減少もしくは非存在は、薬剤が腫瘍増殖を阻害することを示す、腫瘍増殖を阻害する薬剤の同定方法。
IPC (23件):
G01N 33/50
, A61K 45/00
, A61P 35/00
, A61K 38/43
, A61K 38/46
, A61K 31/710
, A61K 31/711
, A61K 39/395
, A61K 48/00
, A61K 31/131
, A61K 31/10
, A61K 31/396
, A61K 31/675
, A61K 33/24
, A61K 31/17
, A61K 31/166
, A61K 31/416
, A61K 31/198
, A61K 31/661
, A61K 31/196
, A61K 31/53
, G01N 33/15
, G01N 33/48
FI (24件):
G01N33/50 P
, G01N33/50 Z
, A61K45/00
, A61P35/00
, A61K37/48
, A61K37/54
, A61K31/7105
, A61K31/711
, A61K39/395 T
, A61K48/00
, A61K31/131
, A61K31/10
, A61K31/396
, A61K31/675
, A61K33/24
, A61K31/17
, A61K31/166
, A61K31/4164
, A61K31/198
, A61K31/661
, A61K31/196
, A61K31/53
, G01N33/15 Z
, G01N33/48 P
Fターム (74件):
2G045AA24
, 2G045AA26
, 2G045BA14
, 2G045BB22
, 2G045BB25
, 2G045CB02
, 2G045DA13
, 2G045FA16
, 2G045FA19
, 2G045GC15
, 2G045GC22
, 2G045JA06
, 4C084AA02
, 4C084AA03
, 4C084AA13
, 4C084AA17
, 4C084AA19
, 4C084BA44
, 4C084DA39
, 4C084DC01
, 4C084DC22
, 4C084MA52
, 4C084MA56
, 4C084MA58
, 4C084MA59
, 4C084MA63
, 4C084MA66
, 4C084NA05
, 4C084NA14
, 4C084ZB261
, 4C084ZB262
, 4C085AA14
, 4C085BB01
, 4C085CC23
, 4C085EE01
, 4C085GG01
, 4C085GG08
, 4C085GG10
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086BC02
, 4C086BC38
, 4C086BC64
, 4C086DA34
, 4C086DA35
, 4C086EA16
, 4C086HA12
, 4C086HA28
, 4C086MA01
, 4C086MA02
, 4C086MA04
, 4C086MA07
, 4C086MA10
, 4C086NA05
, 4C086NA14
, 4C086ZB26
, 4C206AA01
, 4C206AA02
, 4C206FA01
, 4C206FA31
, 4C206HA03
, 4C206HA28
, 4C206JA21
, 4C206KA01
, 4C206MA01
, 4C206MA02
, 4C206MA04
, 4C206MA11
, 4C206MA14
, 4C206MA24
, 4C206MA30
, 4C206NA05
, 4C206NA14
, 4C206ZB26
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
特開昭62-008053
-
細胞核DNAの損傷検出方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-094845
出願人:丸善石油化学株式会社
審査官引用 (2件)
-
特開昭62-008053
-
細胞核DNAの損傷検出方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-094845
出願人:丸善石油化学株式会社
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