特許
J-GLOBAL ID:201003024296822216
吸収ヒートポンプ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
宮川 貞二
, 金井 俊幸
, 宮川 清
, 柴田 茂夫
, 吉村 裕子
, 加藤 治彦
, 金子 美代子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-232141
公開番号(公開出願番号):特開2010-065917
出願日: 2008年09月10日
公開日(公表日): 2010年03月25日
要約:
【課題】抽気の際に機外へ導出される冷媒の量を低減することができる吸収ヒートポンプを提供すること。【解決手段】吸収ヒートポンプ1は、抽気溶液ポンプ36で溶液Sを抽気タンク62に圧送することにより凝縮器40内から第1の抽気流路64を介して抽気タンク62へ不凝縮ガスNgを抜き出す。抽気タンク62に収集された不凝縮ガスNgは、抽気逆流防止弁64vで流体の逆流が防止され、戻り溶液遮断弁67vで戻り溶液流路67が遮断され、かつ抽気溶液ポンプ36で溶液Sを抽気タンク62に圧送することにより、抽気タンク62内の不凝縮ガスNgが昇圧して、導出口62hから導出される。抽気タンク62内を昇圧するので、不凝縮ガスNgに同伴して抽気タンク62に収集された冷媒Vの蒸気は凝縮して抽気タンク62内の溶液Sに吸収され、冷媒Vの蒸気が機外に導出される量が低減される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
吸収溶液が冷媒を吸収して濃度が低下した希溶液を導入し、前記希溶液を加熱して前記希溶液中から冷媒を蒸発させると共に前記希溶液よりも濃度が上昇した濃溶液とする再生器と;
前記再生器で発生した冷媒の蒸気を導入し冷却し凝縮させる凝縮器と;
前記凝縮器内に存在する不凝縮ガスを前記凝縮器内から抜き出す第1の抽気流路と;
前記第1の抽気流路を介して抜き出された不凝縮ガスを集める抽気タンクであって、内部の不凝縮ガスを導出する導出口が形成された抽気タンクと;
前記再生器内の吸収溶液を前記抽気タンクに導く抽気溶液流路と;
前記抽気タンク内の前記吸収溶液を前記再生器に導く戻り溶液流路と;
前記第1の抽気流路に設けられ、前記抽気タンクの側から前記凝縮器への流体の逆流を防ぐ抽気逆流防止弁と;
前記抽気溶液流路に設けられ、前記吸収溶液を前記抽気タンクに圧送する抽気溶液ポンプと;
前記戻り溶液流路に設けられ、前記戻り溶液流路内の前記吸収溶液の流れを遮断可能な戻り溶液遮断弁とを備え;
前記抽気溶液ポンプで前記吸収溶液を前記抽気タンクに圧送することにより前記凝縮器内から前記第1の抽気流路を介して前記抽気タンクへ不凝縮ガスを抜き出すように構成され;
前記抽気逆流防止弁で流体の逆流が防止され、前記戻り溶液遮断弁で前記戻り溶液流路が遮断され、かつ前記抽気溶液ポンプで前記吸収溶液を前記抽気タンクに圧送することにより、前記抽気タンク内の不凝縮ガスを前記導出口を介して導出するように構成された;
吸収ヒートポンプ。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
出願人引用 (2件)
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吸収ヒートポンプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-341041
出願人:株式会社荏原製作所
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吸収冷凍機の抽気装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-293347
出願人:株式会社荏原製作所
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