特許
J-GLOBAL ID:201003025917717442

力率改善型スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣澤 勲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-122091
公開番号(公開出願番号):特開2010-273431
出願日: 2009年05月20日
公開日(公表日): 2010年12月02日
要約:
【課題】制御回路への電圧供給を安定に行なうことができ、起動回路の損失も容易に低減可能な力率改善型スイッチング電源装置を提供する。【解決手段】起動用の第一のトランジスタ44のゲート端子とグランドの間に第一のツェナーダイオード46を備える。昇圧チョーク20から電圧を取り出すチョーク補助電源40を備える。チョーク補助電源40の出力にドレイン端子が接続され、ゲート端子が第一のツェナーダイオード46に接続された第二のトランジスタ52を備える。第一のトランジスタ44のソース端子から第一の逆流防止ダイオード42を介して供給可能な第一の上限値V1は、アクティブフィルタ制御回路32の起動開始電圧よりも高い。第二のトランジスタ52のソース端子から第二の逆流防止ダイオード54を介して供給可能な第二の上限値V2は、第一の上限値V1よりも高い。チョーク補助電源40は、第一のツェナーダイオード46のツェナー電圧より高い電圧を出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
昇圧チョーク及び第一のスイッチング素子を有し、入力された全波整流電圧を直流電圧に変換して出力する昇圧チョッパ方式のアクティブフィルタと、 前記第一のスイッチング素子をオン・オフ駆動し、アクティブフィルタの力率改善動作を制御するアクティブフィルタ制御回路と、 前記アクティブフィルタ制御回路の電源ラインとグランドとの間に接続された電源用コンデンサと、 ドレイン端子が前記アクティブフィルタの入力に接続され、ソース端子が第一の逆流防止ダイオードを介して前記電源用コンデンサに接続されたN-chのMOS型FETである第一のトランジスタと、 カソード端子が前記第一のトランジスタのゲート端子に接続され、アノード端子がグランドに接続され、前記第一のトランジスタから前記第一の逆流防止ダイオードを介して前記電源用コンデンサに供給可能な電圧の上限値である第一の上限値を決定する第一のツェナーダイオードと、 前記アクティブフィルタの入力と前記第一のツェナーダイオードのカソード端子との間に接続され、前記第一のツェナーダイオードにバイアス電流を供給してツェナー電圧を発生させるバイアス抵抗と、 前記昇圧チョークに設けられたチョーク補助巻線及びその発生電圧を整流する整流回路で構成され、該整流回路が生成した整流電圧を前記電源用コンデンサに向けて出力するチョーク補助電源とを備えた力率改善型スイッチング電源装置において、 ドレイン端子が前記チョーク補助電源の出力に接続され、ソース端子が第二の逆流防止ダイオードを介して前記電源用コンデンサに接続され、ゲート端子が前記第一のツェナーダイオードのカソード端子に接続され、該ソース端子から所定電圧を出力可能に設けられたN-chのMOS型FETである第二のトランジスタを備え、 前記第一の上限値は、前記アクティブフィルタ制御回路の起動開始電圧よりも高く、 前記第二のトランジスタから前記第二の逆流防止ダイオードを介して前記電源用コンデンサに供給可能な電圧の上限値であって、前記第一のツェナーダイオードによって決定される第二の上限値は、前記第一の上限値よりも高く、 前記チョーク補助電源は、前記アクティブフィルタ制御回路の起動後、前記第一のツェナーダイオードのツェナー電圧より高い電圧を出力可能に設けられたことを特徴とする力率改善型スイッチング電源装置。
IPC (2件):
H02M 3/155 ,  H02M 7/12
FI (3件):
H02M3/155 X ,  H02M3/155 F ,  H02M7/12 Q
Fターム (20件):
5H006AA02 ,  5H006CA02 ,  5H006CA07 ,  5H006CB01 ,  5H006CB08 ,  5H006DA04 ,  5H006DC02 ,  5H006DC05 ,  5H730AA14 ,  5H730AA18 ,  5H730BB14 ,  5H730BB57 ,  5H730CC01 ,  5H730DD04 ,  5H730EE57 ,  5H730EE59 ,  5H730FD01 ,  5H730FD41 ,  5H730VV03 ,  5H730VV06
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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