特許
J-GLOBAL ID:201003026369026904

自然循環システムのナノ粒子による安定化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷲田 公一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-519567
公開番号(公開出願番号):特表2010-535884
出願日: 2007年08月06日
公開日(公表日): 2010年11月25日
要約:
流速、駆動力、圧力低下の正のフィードバック等の自然循環ループ/システムの非線形性及び低駆動力に主に起因する流体媒体に本質的に存在する流動不安定性を、Al2O3等の金属酸化物ナノ粒子の選択的な水分散体を用いて抑制する自然循環ループ/システムを提供する。また有利なことに、自然循環ループ/システム内で水分散体の金属酸化物ナノ粒子濃度が低い場合でも、不安定性を排除し、かつ、重要なことにまた驚くべきことに流速が向上することで、自然循環による熱回収における限界熱流束の早期発生や、動作上・制御上の問題を回避する。よって本発明は、流動安定性を有しかつ高流速である、簡便かつ効率的な自然循環熱回収方法を低コストで提供できるため、広範な用途及び様々な使用/用途における自然循環熱回収に使用される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
熱回収用自然循環システムの安定化方法であって、 母流体媒体として金属酸化物ナノ粒子水分散体を準備するステップと、 前記自然循環システムの自然循環ループ内に前記金属酸化物ナノ粒子水分散体を導入することにより、前記母流体の安定した自然循環を達成して熱回収を行うステップと、を含む、熱回収用途用の自然循環システムの安定化方法。
IPC (1件):
C09K 5/08
FI (1件):
C09K5/00 E
Fターム (2件):
3L034BA14 ,  3L034BB02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 熱輸送流体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-215060   出願人:本田技研工業株式会社
  • 冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-115863   出願人:松下冷機株式会社
  • 特開昭54-137281
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審査官引用 (4件)
  • 熱輸送流体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-215060   出願人:本田技研工業株式会社
  • 冷却装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-115863   出願人:松下冷機株式会社
  • 特開昭54-137281
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