特許
J-GLOBAL ID:201003030470748756
駆動力配分装置及びトルクカップリングの制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
恩田 博宣
, 恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-273009
公開番号(公開出願番号):特開2010-101407
出願日: 2008年10月23日
公開日(公表日): 2010年05月06日
要約:
【課題】確実に駆動力伝達部材の過熱を抑制することができる駆動力配分装置及びトルクカップリングの制御方法を提供する。【解決手段】エンジン2のトルクを前輪13f及び後輪13rに伝達する駆動伝達系の途中に設けられ、電磁クラッチ16の摩擦係合力に基づいてトルク配分量を変更可能なトルクカップリング8と、走行状態に基づいてトルクカップリング8の作動を制御する4駆ECU21(CPU)とを備えた。4駆ECU21(CPU)は、トランスファ油温を推定し、同トランスファ油温が第1の所定トランスファ油温以上である場合に過熱保護制御を実行するようにした。そして、4駆ECU21(CPU)は、所定車両重量及びエンジン2のドライブライントルクτdに基づいて演算される推定車両加速度と実車両加速度との偏差が第1の所定偏差以上の場合にトランスファ油温を高く推定することで、過熱保護制御へ移行し易くするようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
駆動源のトルクを各車輪に伝達する駆動伝達系内に設けられクラッチ機構の係合力に基づいてトルク伝達容量を変更可能なトルクカップリングと、前記係合力の調整を通じて前記トルクカップリングの作動を制御する制御手段と、前記駆動伝達系内に設けられた駆動力伝達部材の温度を推定する温度推定手段とを備え、前記制御手段は、前記温度推定手段により推定された前記駆動力伝達部材の推定温度が第1基準温度以上である場合に前記トルク伝達容量を低減する過熱保護制御を実行する駆動力配分装置であって、
所定車両重量及び前記駆動源の出力トルクに基づいて演算される推定車両加速度と加速度検出手段により検出される実車両加速度とに基づいて前記駆動源の負荷が高い高負荷状態であるか否かを判定する判定手段を備え、
前記制御手段は、前記判定手段により前記駆動源が高負荷状態であると判定された場合には、前記駆動力伝達部材の推定温度が前記第1基準温度よりも低い第2基準温度以上である場合に前記過熱保護制御へ移行することを特徴とする駆動力配分装置。
IPC (2件):
F16D 27/112
, B60K 17/348
FI (2件):
F16D27/10 341Z
, B60K17/348 B
Fターム (11件):
3D043AA07
, 3D043AA10
, 3D043AB01
, 3D043AB17
, 3D043EA02
, 3D043EA16
, 3D043EE02
, 3D043EE03
, 3D043EE07
, 3D043EE18
, 3D043EF19
引用特許:
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