特許
J-GLOBAL ID:201003031384428354

ニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-303497
公開番号(公開出願番号):特開2010-095788
出願日: 2008年11月28日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
【課題】鉱石処理工程、浸出工程、固液分離工程、中和工程、亜鉛除去工程、硫化工程及び最終中和工程を含む高圧酸浸出法により、ニッケル酸化鉱石からニッケルを回収する湿式製錬方法において、鉱石スラリーによる設備の磨耗を抑制すること、また、最終中和残渣量を低減するとともに、資源化するため、不純物成分を分離回収する方法を提供する。【解決手段】下記(A)〜(C)の工程から選ばれる少なくともひとつの工程を含むことを特徴とする。(A)前記鉱石処理工程から産出する鉱石スラリー中のシリカ鉱物、クロマイト又はケイ苦土鉱から選ばれる少なくとも1種を含む粒子を、物理分離法により分離回収する。(B)前記固液分離工程から産出する浸出残渣スラリー中のヘマタイト粒子を、物理分離法により分離回収する。(C)前記中和工程から産出する中和殿物スラリーは、前記固液分離工程から産出する浸出残渣スラリーとは別途に最終中和処理する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鉱石処理工程、浸出工程、固液分離工程、中和工程、亜鉛除去工程、硫化工程及び最終中和工程を含む高圧酸浸出法により、ニッケル酸化鉱石からニッケル及びコバルトを回収する湿式製錬方法において、 下記の(A)〜(C)の工程から選ばれる少なくともひとつの工程を含むことを特徴とするニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法。 (A)前記鉱石処理工程から産出する鉱石スラリー中のシリカ鉱物、クロマイト又はケイ苦土鉱から選ばれる少なくとも1種を含む粒子を、物理分離法により分離回収する。 (B)前記固液分離工程から産出する浸出残渣スラリー中のヘマタイト粒子を、物理分離法により分離回収する。 (C)前記中和工程から産出する中和殿物スラリーは、前記固液分離工程から産出する浸出残渣とは別途に最終中和処理する。
IPC (3件):
C22B 23/00 ,  C22B 3/04 ,  C22B 3/44
FI (5件):
C22B23/00 102 ,  C22B23/00 101 ,  C22B3/00 D ,  C22B3/00 Q ,  C22B3/00 R
Fターム (8件):
4K001AA07 ,  4K001AA19 ,  4K001BA02 ,  4K001CA02 ,  4K001DB03 ,  4K001DB14 ,  4K001DB23 ,  4K001DB24
引用特許:
出願人引用 (2件)

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