特許
J-GLOBAL ID:201003033336580961

シート表皮の抜け防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-234944
公開番号(公開出願番号):特開2010-063770
出願日: 2008年09月12日
公開日(公表日): 2010年03月25日
要約:
【課題】シート機能を操作する操作構成部位の取付箇所において、シート表皮に抜け方向の作用が生じたときに、シート表皮の端部に設けられた表皮抜け防止部材の抜け移動が阻止されて、シート表皮の抜け防止を図る。【解決手段】操作構成部位としてのベゼル50の取付けは、シートに形成される貫通嵌合孔38に装着されて取付けられる構成であり、貫通嵌合孔38のシート表皮30の端部にはシート表皮30より厚みのある板状の表皮抜け防止部材34が取付けられており、ベゼル50には貫通嵌合孔38に装着された状態でベゼル取付ブラケット40に突設してベゼル取付ブラケット40との間の間隔を表皮抜け防止部材34の厚みより小さくして位置させることのできる阻止部材70が設けられており、シート表皮30に抜け方向の作用が生じたときシート表皮端部の表皮抜け防止部材34が阻止部材70によりその抜け移動が阻止される。【選択図】図4
請求項(抜粋):
シートが備える機能を遠隔操作するためのベゼル等の樹脂製の操作構成部位がシート自体に取付けられる該取付箇所におけるシート表皮の抜け防止構造であって、 前記ベゼル等の操作構成部位の取付けは、シート表皮がシートパッドを被覆した状態でシート内部に配設された剛性体のフレーム部材に巻き込んで形成される貫通嵌合孔に装着されて取付けられる構成であり、 該貫通嵌合孔を形成するためにフレーム部材に巻き込まれたシート表皮の端部には該シート表皮より厚みのある板状の表皮抜け防止部材が取付けられており、 前記操作構成部位には該操作構成部位が前記貫通嵌合孔に装着された状態で前記フレーム部材に突設して該フレーム部材との間の間隔を前記表皮抜け防止部材の厚みより小さくして位置させることのできる阻止部材が設けられており、 前記操作構成部位の取付箇所においてシート表皮に抜け方向の作用が生じたときシート表皮端部の表皮抜け防止部材が前記阻止部材によりその抜け移動が阻止される構成となっていることを特徴とするシート表皮の抜け防止構造。
IPC (1件):
A47C 31/02
FI (1件):
A47C31/02 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車両用シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-244828   出願人:テイ・エステック株式会社

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