特許
J-GLOBAL ID:201003033646512737

電子写真感光体ユニットの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 桂田 健志 ,  白洲 一新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-013655
公開番号(公開出願番号):特開2010-169975
出願日: 2009年01月23日
公開日(公表日): 2010年08月05日
要約:
【課題】電子写真感光体をドラムユニットに組み立てる前に正確な検査を実施し、無駄のない生産を行うことを目的とする。【解決手段】軸又は軸受部を有する端部係合部材を、円筒状の電子写真感光体の端部に組みつける工程を有する電子写真感光体ユニットの製造方法において、まず、円筒状の電子写真感光体を回転軸L1で回転して母線位置2点の偏心を測定し、電子写真装置に搭載した時の回転軸L2を演算する。次に、電子写真感光体を回転軸L1で回転しながら測定された電位データを回転軸L2で回転した場合に測定されるべき電位データに補正し、補正された電位データが所定範囲内であるか判断する。電位データが所定範囲内と判断された電子写真感光体に端部係合部材を組みつけ、端部係合部材の軸又は軸受部をL2と同一中心軸を有する円状に加工して電子写真感光体ユニットを製造する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
軸又は軸受部を有する端部係合部材を、円筒状の電子写真感光体の端部に組みつける工程を少なくとも有する電子写真感光体ユニットの製造方法において、 円筒状の電子写真感光体を回転軸L1で回転させた状態で、前記電子写真感光体の母線位置Aおよび母線位置Bにおける偏心を測定し、前記母線位置Aにおける前記電子写真感光体の外周基準の中心OA、および、前記母線位置Bにおける前記電子写真感光体の外周基準の中心OBを演算し、前記外周基準の中心OAおよび前記外周基準の中心OBを通る回転軸L2を演算する第1工程と、 前記電子写真感光体を前記回転軸L1で回転させた状態で、母線位置Cにおいて、帯電手段によって前記電子写真感光体を帯電して、表面電荷量Qと表面電位Vとの関係を測定してQ-Vの傾きαを求め、前記Q-Vの傾きαから、前記帯電手段と前記電子写真感光体の表面との間の距離dの変動量Δdによって発生する表面電位Vの変動量ΔVを補正する補正係数βを求める第2工程と、 前記電子写真感光体を前記回転軸L1で回転させた状態で、母線位置Cにおいて、前記帯電手段によって前記電子写真感光体を帯電して、電子写真感光体の周方向に渡る表面電位V1C、および、電子写真感光体の周方向に渡る前記帯電手段と前記電子写真感光体の表面との間の距離d1Cを測定する第3工程と、 前記第3工程で測定された前記表面電位V1Cを、前記第2工程で求めた前記補正係数βと前記距離d1Cから、前記第1工程で演算された前記回転軸L2で回転した場合に測定されるべき表面電位V2Cに補正する第4工程と、 前記第4工程で求められた前記表面電位V2Cが所定範囲内であるか判断する第5工程と、 前記第5工程で所定範囲内と判断された電子写真感光体の端部に前記端部係合部材を組みつけて電子写真感光体ユニットを製造する第6工程と、 前記電子写真感光体ユニットを前記回転軸L2で回転させた状態で、前記端部係合部材の軸又は軸受部を前記円筒状の電子写真感光体の外周基準の中心軸と同一中心軸を有する円状に加工する第7工程からなることを特徴とする電子写真感光体ユニットの製造方法。
IPC (1件):
G03G 21/00
FI (1件):
G03G21/00
Fターム (1件):
2H134QA02
引用特許:
出願人引用 (2件)

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