特許
J-GLOBAL ID:201003034122965579
衝撃緩和装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井上 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-261287
公開番号(公開出願番号):特開2010-089627
出願日: 2008年10月08日
公開日(公表日): 2010年04月22日
要約:
【課題】構造が単純で、軽量かつ安価であり、衝突物への応力集中や衝突物の車両下部への潜り込みを抑制することができる衝撃緩和装置を提供すること。【解決手段】バンパ3を前側部5と後側部7との二段構造とする。後側部7は、溝部9と、溝部9の溝壁13をそれぞれ壁面の一部とし、溝壁13の後端結合部27で結合される一対の筒体とを有する。筒体は、溝壁13、溝壁13と対向する上方壁21aまたは下方壁21b、凹凸45を有する前方壁17および後方壁19からなる。前側部5は、溝部9の上方と下方とに連続して設けられた2枚の壁部11を有する。バンパ3は、衝突物29が衝突すると、2枚の壁部11が上方と下方とに開き、比較的低い荷重で衝突物29を受け止めつつ前側部5が変形する。その後、後側部7の溝部9の溝壁13が後端結合部27を中心に開き、広い面で衝突物29をしっかり受け止めつつ後側部7が変形する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
車両に組み込まれる衝撃緩和装置であって、
車両の前方に設けられ、衝撃を緩和する後側部と、
前記後側部の前方に設けられ、衝撃を緩和する前側部と、
を具備し、
前記後側部は、前方に開口する略水平方向の溝部と、前記溝部の上側の溝壁と下側の溝壁とをそれぞれ壁面の一部とし、前記溝壁の後端で結合される一対の筒体とを有しており、
前記前側部は、前記溝部の上方と下方とにそれぞれ連続して設けられた2枚の壁部を有しており、
前記前側部に衝突物が衝突すると、前記溝部が開いて初期発生荷重を抑えつつ前記前側部の変形が進んだ後、前記一対の筒体が潰れて荷重を分散させつつ前記後側部が変形することを特徴とする衝撃緩和装置。
IPC (2件):
FI (3件):
B60R19/18 P
, B60R21/02 P
, B60R19/18 J
引用特許:
出願人引用 (3件)
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UK Patent GB 2 336 812A
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バンパ構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-348429
出願人:豊田合成株式会社
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車体前部構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-084986
出願人:トヨタ自動車株式会社
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